楽しいときには
ともに 笑い
悲しい時には
ともに 悲しみ
希望を 失いかけているときには
さりげなく 希望を与え
ともに 生きる
ともに 同じものを見る
たまには 価値観の違いで
すれ違い ケンカするときもあろうが
決して 見放さない
決して 離れない
そんな 仲間が
…欲しかった…
人生を諦めた僕には
もはや
過ぎた願いだ
#仲間
自分にとって
どんな 宝物だって
どんなに
大切な モノだとしても
他人には 違うかも知れない――
ある日の 雑誌の景品
組み立て式の 紙の玩具
僕は 作るのが勿体無く
宝物にして しまっていた
そして 数日後
買い物から かえって来た
僕の 目に入ったのは
楽しげに その組み立て式の
紙の玩具を 組み立てている あなたの姿
『やられた…』
僕はorz。力なくしゃがみこみ、
あなたに 怒る
あなたも 怒りだす
かくして
くだらない理由の
ケンカバトルの幕開けで、ある。
…結局、僕が謝り倒して 終結するんだがねw
――宝物。
僕にとっては あなたとのやりとり
あなたと 過ごせた時間、日々。
もう2度と 戻り得ぬ日々
それを
僕の 心の宝箱に納め
ふたを 閉められるのは
あなたを『過ぎ去った過去の人』として
僕の心が 処理するのは
一体 何年かかるのだろうか
―――あなたを 完全に心の片隅に追いやり
――――――忘れるまで。
でも。
僕はしっつこい性格だから
一生忘れないかもなw
#宝物
いつも いつでも
『笑って生きなさい』と
あなたは 言っていた
『泣いて 暮らすのも一生。
笑って 暮らすのも一生。
それなら 笑って暮らした方が
はるかに しあわせな
気持ち になるだろう?』と―――
暗い部屋に キャンドルの灯り
ふわりと 暗い部屋を 仄(ほの)かに照らす
街は 不満気な計画停電
僕らも その最中
部屋は 暗い くらい深淵に包まれる
暗い部屋が 嫌いなあなたの為に
僕は探す、家中のカオス(@_@)をかき分けてw
灯りとなるべきものを探す、探すw
そして見つけゲットした!
(↗️○o×é△onかいなw)のは
仏壇に ある買い置きのローソク
数本まとめて ご先祖さま、いただきますw!
そして簡易に 作ったホイルの台座に
仏壇の ローソクを灯す。
その時 ローソクは
僕らを 照らすキャンドルになる
そして ゆらゆらと 揺れる火を見ながら
僕は 思い出してはいけない現実を思い出す
…『そうだ!懐中電灯があるじゃん!』、と。
その自分ツッコミに あなたは笑う
僕も笑う
過ぎさったある日の 計画停電
忘れ得ぬ あなたの笑顔
いまも覚えている
『笑って 生きなさい』と。
『泣いて暮らすより 笑って暮らした方が
なんぼか良いだろう?』と。
でもね、
今は まだ笑えないよ
もう
あなたは 居ない
あなたが 居ない
この悲しみが 癒えるまで
笑えそうに 無いんだ
―――かあさん。
#キャンドル
どうか
あたたかな
気持ちに なれるように
小さく 祈ろう
明日
また
君を 思えるように
君の 笑顔を 思いだそう
いつか
たどり着く 命の旅の果てを
ちょっとだけ 考えてみる
そして
あたたかな 毛布と布団に
包まれて 休める しあわせに
たまには 感謝してみる
眠りにつく前に。
やがて『僕』という名の『個』が
二度と目覚めぬ日が来るまで。
祈り続けよう
考え続けよう
感謝し続けよう
ずっと
『明日も生きていられる』、
その奇跡を 願って
#眠りにつく前に
ときたまある
悪い偶然の重なりか
それとも冷めた心が引き寄せるのか
さだかではないけれど
小さな小さな
ほんの些細(ささい)な
すれ違いから
大きな溝(みぞ)になって
取り返しがつかなくなる前に
どうか真実をください
どうか詐(いつわ)り無い言葉を
どんな形でもいい
いや、形など無くても構わない
この
“すれ違い”という物語に
終止符(ピリオド)が打てれば
良い
ただ
それだけ
だから
#すれ違い