たまには夜の海にでもいこうか
美しい月光が海面に輝き
まるで橋のように見えるという
昔、何かの漫画で見た
その橋の先には
死者の国があるのだと
本当だろうか?
だが、それを確かめる術は
僕にはない
僕はまだ生者で
自らの意思で死ぬ事すらも
許されてはいないのだから…神に。
『自ラノ役割ヲ全ウセヨ』
夜風が夜の海面をはしる
僕は身をすくませながら
踵をかえし、家路に就く
もう優しく明るい
『お帰り~』の声が
失われた
光の消えた家へ
#夜の海
ねぇ、
穏やかな風がふく
あたたかい日に
自転車に乗って
どこかにいこうよ
行き先は
決めてもいいし、
決めなくても構わない
だから
どこかにいこうよ
自転車に乗って
いつもは
自動車で通り過ぎる風景も
きっと真新しく見える
そんな気がするから
ね?
いこうよ、
自動車のハンドルを
自転車のハンドルに変えて
出掛けようよ
きっと楽しいハズだから
#自転車に乗って
本日のお題『心の健康』
うん。不健康極まりないや。
以上。
……ダメ?ヾ(・ω・ヾ)
真面目に書くよ…(;´゚д゚)ゞ
↓↓
僕の心の健康を
守ってくれたのは
君でした
どんな時でも
君は
君だけは
僕の味方でした
だけど、君は
僕のもとから去って行ってしまった
『それだけは、しょうがないだろう』
その言葉を残し、
君は僕の前から去って行ってしまった
僕の心の健康は
今や不安定だ
直ぐに具合が悪くなったり
嘘みたいに楽になったり
本当、落ち着く暇もない。
#心の健康
僕は好きだった
小さな街角の片隅で
誰かの奏でる音楽が
夏の暑さにも負けず
奏でている力強い音楽が
だけれども
いつしかその音楽は
知らぬうちになくなっていた
僕は探さなかった
いつかまた同じ場所で
また力強い音楽が聞ける事を
すこしばかり期待して
音楽が聞こえてきた街角を歩く
#君の奏でる音楽
ふわりふわりと
風に流されながら
いつかの時代に落ちた麦わら帽子
その時代には
まだ君は
僕のそばに居てくれているのだろうか
やさしい笑顔をしたまま
流れ流れていく時の流れ
僕は止められなかった
いや、誰も止められない
そもそも、止めることなど出来ない
時はいつも無言のまま立ち去るだけ
ふわりふわりと流されながら
時を渡っていく麦わら帽子
いつかまた逢える時が来る、そう信じて
君のいない日々を
生きていく
愚直に
今の僕には
それしか出来ない…。
#麦わら帽子