それは
福音か
それとも
葬送の鐘か
混沌に包まれた
この世界に
鳴り響くのは
僕はひとり
名もなき場所で
その鐘の音を聞いた
荘厳で儚げな鐘の音だった
立ち止まった僕の頬に
なぜか知らずに涙がつたって
ぽたり、と地面に落ちた。
世界は未だ混沌の中だ。
僕は涙を拭いもせず
再び歩き出す
不安定な明日へ
#鐘の音
どんな
つまらないことでも
楽しく出来る才能が
僕にあればなぁ…。
あればなぁ…。
|д゚)チラッ↖ナゼか仏壇を見る
あればなぁ……
(( ̄_|チラチラッ↑ナゼか神棚を見る
…結局、何したいんだ?僕は(汗)
#つまらないことでも
君に追い付かなきゃ。
真白い空間
君は自転車でどんどん先へ行く。
僕の追い付けない速さで。
追い付かなきゃ。
追い付かなきゃ。
懸命に僕は自転車のペダルをこぐ。
だけど
君は振り向きもせず
いつしか姿は小さくなり、
真白い空間の彼方に消えた。
僕は自転車を止め、
その場に茫然と立ち尽くす
…そこで目が覚めた。
出来れば、追い付きたかったな。
目が覚めるまでに。
追い付いて
『ありがとう』、って一言
伝えたかったよ。
君が生きていたあいだに。
本当に。
………………伝えておけば、良かった、よ。
#目が覚めるまでに
今日のお題『病室』なのだが…
僕的には今、
精神的にとんでもなくよろしくない
(大切な人を病室で亡くした)ので
申し訳ないが、違うお題で書く。
↓↓↓
夏の暑さにも負けず
花々は咲き誇る。
明日へ命を繋ぐために。
あっさりとこの暑さに対して
すぐに白旗をあげる僕は
ちょっとだけ、うらやましい。
そして思う。
僕にも
明日に対する希望があったなら。
未来に対する
確固たる願いがあったなら。
…きっと、明日を
心を閉ざさず、生きていけたのに、と。
#命の希望
今日のお題
『明日、もし晴れたら』
だけど。
明日も完璧に晴れるだろ。
今は夏だし
くもりや雨の方が珍しい
それに
いつものよ~に
さんさんと輝く太陽と
いつものよ~に
ありがたく(?)いい感じに加熱された
あつあつのアスファルトが
これまたいい感じに
太陽の熱を反射してくれるだろう。
でも。
明日、もし晴れたら。
たまりきった洗濯物と
格闘、だな。
#明日、もし晴れたら