12/3/2024, 8:03:18 AM
「光と闇の狭間で」
あなたは光
私は影
深い闇を抱えた私は
一縷の光さえあなたに見せることができない
光と闇の狭間で揺れるあなたの命
ぞんざいに扱っているようで息が苦しくなる
そして、ごめんなさいとひとりごち。
徒に時が過ぎてゆく...
11/30/2024, 5:34:25 PM
「泣かないで」
行かないで...
私を置いて行かないで...
しじまに零れるあなたの声
鮮やかに笑って背を向ける
贖罪を抱え 歩きはじめるその一歩に
そこはかとない旅立ちの香りがした
11/26/2024, 8:39:12 PM
「微熱」
コロナに罹患した時、最初は微熱からはじまり
深夜になるにつれて次第に熱が高くなっていった。
そしてその頃、母は集中治療室で生死の境を彷徨っていた。
あの数日間は今になって振り返ってもゾっとする。
もう二度と経験したくない苦しい記憶である。
11/25/2024, 12:51:55 PM
「太陽の下で」
幸せを望めないのはなぜ。こんなにも暖かな太陽の下にいるのに。
卑屈な心は美しい空を汚してしまうから...
空からも自然からも私を遠ざけた。
11/24/2024, 1:43:20 PM
「セーター」
セーターの暖かさは、もふもふの猫のお腹の優しさに似た温もりを感じる。