｢雨と君｣

雨が降り
草花が芽吹くと
世界が生まれるらしい

人生は選択の連続であり
君は苦しむために
生きているわけではない


優しい応援すらつらい時は
雨に当たってみても
いいのだと思う


優しい世界を望むなら
雨の冷たさも温かさも
きっと必要だから

雨と君
君の心に優しい雨を

｢ふたり｣

僕らの間には
まるで
テレパシーみたいな
何かがあって

意識なのか
魂なのか
心なのか


何が聴こえているのかは
わからないけれど

いつか終わりが来る日まで

ふたりの秘密を
重ねていこう

｢心の羅針盤｣

右見て左見て
あっち向いてこっち向いて


僕らはいつも
すれ違っている

見据える先の未来が
いつか同じ方向になることを祈って

｢飛べ｣

心の鎖を外して、
少しずつ外に出てみれば

きっと君が思っていた以上に、
世界は汚いのだと気づくだろう



世界とはなにか、なんて
考えてもわからないから

最期の時が近づくまで
飛べ 飛べ


きっと明日も笑えるから

｢冒険｣

心の中を
探しても探しても
見つからなかった答えは



きっと進む道の先に


あなたにとって
優しい未来が
訪れますように