5/26/2025, 4:30:05 PM
「君の名前を呼んだ日」
僕の中で
初めて君と声を交わしたのは
君が幼稚園で泣いていたとき
今よりも無垢過ぎた君は
たくさんの人に嫌われていた
ずっと1人だった
本当に
僕が話しかけなければ
言葉を覚えることも
難しかったと思う
君が"僕"だったのは
僕の影響だと僕も思う
いつか
君が僕の名前を呼んでくれる日が来たら
僕も君の名前を呼んでみよう
君の名前を呼んだ日に
5/16/2025, 6:56:55 PM
「手放す勇気」
今この手に残るもの
散々色んなものを手放してきた
大抵必要な物は
勇気よりも思い切りであり
勢いで手放せる物は
元より無いのと同じで
ふるいにかけられ
残った物達
手放す勇気は
君にあるか?
僕にもあるか?
5/15/2025, 4:54:09 PM
「光輝け、暗闇で」
人生は
何があるかわからないから
おもしろいのだと
言う人もいるけれど
人生のネタバレを
欲しいと思うのは
おかしいだろうか
先の見えない
暗闇を
手探りで進む者達よ
光輝け、暗闇で
5/13/2025, 5:26:47 PM
「記憶の海」
記憶というものはいつでも曖昧。
忘れたいこと、忘れた方がいいこと。
覚えていたいことよりも多すぎて。
眠っているときすら記憶の波が襲う。
穏やかな海のように、優しくさらっておくれ。
5/3/2025, 4:13:49 PM
「青い青い」
青。
全ての始まりの色。
海も空も、花々も。
単体では透明だけれど、
光が透けて青くなる。
春も夏も秋も冬も、
季節が重なり青くなる。
どうか消えないで。
青は悲しい色じゃない。
青い青い、
柔らかな心に包まれて。