神埜

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11/1/2023, 9:52:18 PM

#永遠に

永遠にあなたは私のモノ。

僕にそう言って微笑んだ君は、僕を捨てて他の男の所へ行った。

ねぇ、僕は君のものなんでしょ?
だったら僕の事も連れて行ってくれなきゃダメじゃないか。
うっかりさんだなぁ…。

大丈夫、今すぐ君の所へいくからね。まってて

10/31/2023, 2:24:07 PM

#理想郷

世界に漫画と小説、あとは少しの飲食物。

仕事という概念もインターネットも無く、トイレや風呂も必要ない。

ただ日がな一日本だけを読んで過ごし、偶の気が向いた時に執筆する。

そんな世界があれば良かったのに。

10/29/2023, 3:16:44 PM

#もう1つの物語

もしもあの時、君に告白していなかったら、君と今結婚出来ていなかったかもしれない。

もしもあの日に生まれて来なければ、君と出会えなかったかもしれない。

もしも、もしも。

もしもを考えると沢山あるけれど、どれもこれも大切な僕の選択。

そして、その選択をしなかった、出来なかった場合の僕のもしかしたらあったかもしれないもう1つの人生という名の物語をたまに考えては、不安になる。

それでも、君が今僕の隣で笑ってくれているということ。

それが何よりも幸せで、僕の些細な悩みも吹き飛んでいくんだ。

10/28/2023, 11:03:46 PM

#暗がりの中で

わざわざ自分で「今日から寝る時は真っ暗にするの!私はおねえちゃんだから!」と宣言した君に、いつの間にそんなに成長していたのかと驚き半分嬉しさ半分で、そっかと答えたけれど、やっぱりまだ暗がりが怖くて泣いてしまった君。

ぱぱ、一緒に寝てあげる!

そう言って私の布団に潜り込んできた君。

どれもこれも私にとっては大切な思い出。

だけど、この思い出も作れるのはあと少しかな。
そう考えると少し寂しい気もするけれど、君の成長だと思うとそれすらも微笑ましいな。

これから反抗期も来るかもしれない。
だけど、私の唯一の願いは君がいつまでも健やかに過ごすこと。

だから、あと少しだけぱぱっ子でいてくれよ。

10/27/2023, 12:25:27 PM

#紅茶の香り

ふわりと紅茶の香りが漂った。

辺りを見渡しても紅茶は無い。

どこから漂ってきたのだろうか。

あぁ、またふわりと香ってきたのは、君からか。

君が手のひらに伸ばしたハンドクリーム。

珍しい紅茶の香り。

「出しすぎちゃったので、貰ってくれませんか?」

それに、いいよと返すと君と同じ紅茶の香りが自分の手から漂ってきた。

これは、ハマりそうだ。

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