7/31/2023, 11:43:06 AM
#だから、1人でいたい
誰かと笑い合うと、1人になった時に寂しくなる、悲しくなる。
だから僕は1人でいたい。
1人で生きたい。
だけど、そんなことは無理だから、余り関わらないように、嫌われるように1人になれるように振る舞う。
そうすれば、いつか1人になる心配をしなくても良いから。
7/30/2023, 11:09:54 PM
#澄んだ瞳
君の澄んだ瞳を見る度に僕は惨めになる。
だから決めたんだ。
君のその瞳を濁らせようって。
僕は君のその細い首に手をやって徐々に力を込めていく。
そして君の息は止まった。
7/29/2023, 4:26:06 PM
#嵐が来ようとも
嵐が来る。
とても大きな嵐が。
僕らの生活を壊そうと、遥か彼方からやってくる。
だけど僕は負けない。否、負けたくない。
僕らの生活は僕が守るんだ。
いくら嵐が来ようとも、きっときっと守るんだ。
だって、これからは君と僕ともう1人の生活が掛かっているんだから。
7/28/2023, 1:34:37 PM
#お祭り
家の外でお囃子が聞こえる。
ガヤガヤと賑やかな人の声がする。
ドン、ドドンと花火の音がする。
窓を開けると、焼きそばかたこ焼きかソースの香りが漂ってきた。
窓から身を乗り出して、下を見やると浴衣や甚平、私服にスーツ。思い思いの格好をした人の波。
久しぶりに祭りの焼きそばが食べたくなってきた。
今から行けば間に合うだろうか。
僕はスマホと財布をポケットに詰め込んで、転がるように家を出た。
焼きそばが僕を待っている!
7/27/2023, 3:57:30 PM
#神様が舞い降りてきて、こう言った
私だけじゃ、ダメなの?
他の友達と遊びに行くと言った時の彼女の言葉。
ごめんね、君だけが居れば充分。そう言って僕はすぐにほかの友達の連絡先も、友達と繋がっていたSNSも消した。
だって、君さえ居れば僕は幸せだから。
こんな冴えない男の彼女になってくれた君は僕にとっての女神なんだ。