もしもタイムマシンがあったなら
中学3年生のあの教室に戻りたい。今も楽しいけど、学生生活で1番楽しかったのが中学3年生だった。過去と同じ日々でいいから、もう一度、あの青春の場所でみんなと口を大きく開けて笑いたいな。
私だけ
私のことを1番理解してくれているのは私なんだから、周りに共感を求めることはもうやめよう。「いいね」と言ってくれることを期待して「やばっ」って言われた時辛いから。私が描いた絵も、書いた小説も本当に心を許している人にしか見せちゃだめ。できるなら、私の頭の中の私と実際に喋りたいな。気が合うだろうな。そりゃそうか、私だからね。認めてくれるのは私だけ。
空を見上げて心に浮かんだこと
空が暗くなるの、随分遅くなったなあ。夕日のオレンジと夏の白い雲が絵の具みたいに混ざって、雲がオレンジ色に染まっている。なのに空の色はまだ青いまま。私の心に浮かんだのは、やっぱり夏の空が大好きってこと。
終わりにしよう
大丈夫ですと言って、自分を追い詰めるのはもうやめよう。辛い時は辛い、休みたい時は休みたいって言っても良いんじゃないかなぁ。人が足りないから私が頑張らなきゃって考えるのはすごく良いことだと思う。でも、人が足りない中での私が長期間休んでしまったら、それこそ迷惑だ。だからたまには「大丈夫じゃないです」って言って、休みな。自分がもっと頑張らなきゃって思い詰めるのはもう終わりにしよう。
これまでずっと
これまでずっと、この関係が壊れるかもって思って言えなかったんだけど好きなの。ごめんなさい。
と、涙を流した私をそっと温かい手で抱きしめてくれた。
そうなの? こんなこと言える立場じゃないけど、もっと早く言ってくれれば良いのに。私も好きだよ?ずっと、あなたのこと。
幼馴染は、私の耳元でそう呟いた。
今日からもよろしくね。
差し出された手をゆっくり握ると、
これからは堂々と手を繋げるんだね。
その一言が嬉しくって顔をくしゃくしゃにして笑った。