なる

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8/23/2024, 10:45:02 AM

"海へ"

彼の運転で海を目指す。

窓を全開にし、風を浴びて自然を感じる。

そして、海に入り、彼とはしゃぐ。

ほら、思い出がまたひとつ増えた。

8/21/2024, 11:55:06 AM

"鳥のように"


1日の始まりを伝えるかのように太陽が顔を出した。

空を見上げると、2羽の鳥が飛んでいた。

仲睦まじく飛ぶ2羽が、高校生の頃の私と彼のように見えた。

そして、ふと思った。

「鳥のように彼とどこまでも飛んで行けたらな」と。

8/20/2024, 11:55:57 AM

"さよならを言う前に"


窓ガラスから見える夕日。

今日も1日が終わった。

彼は、授業が終わったことも気づかず机の上で寝ている。

そんな彼の寝顔を見て、今日も私の心は満たされる。

「また明日」

まだ寝ている彼に向かって挨拶をし、私は教室を出て行く。

8/20/2024, 4:19:13 AM

"空模様"


今日は雲ひとつない青空。

私たちは付き合って4年目を迎えた。

彼の迎えの車に乗り、私たちはある場所に向かった。

その場所は、旅館。

お互いに温泉に入り、浴衣に着替えて部屋に戻る。

ご飯を食べて、たくさんの思い出を話した。

すると突然、彼の表情が変わった。

私は何かしてしまったのか、と不安になった。

「俺と結婚してください。」

彼が結婚指輪を私に差し出し、プロポーズをしてくれた。

「よろしくお願いします。」

私は、嬉しくて涙が込み上げてきた。

その時の空は、雲ひとつない星空だった。

8/16/2024, 6:59:47 AM

"夜の海"


私たちは恋に堕ちた。

とても幸せな毎日だった。

あの事件が起きるまでは__。

私たちは海に遊びに来ていた。

ふたりで海の水を掛け合ったり、写真を撮り合ったり。

そんな時間が、私たちにとっては特別だった。

彼の運転で、家に帰ろうとしたその時。

こどもが海で溺れているのが見えた。

気が付くと彼はこどもの元へ走っていた。

こどもは、無事に救助された。

でも、彼は私の元に帰って来なかった。

海の波に呑まれてしまったのだ。

彼は、帰らぬ人となった。

それから今日でちょうど1年。

私は、彼と最後に過ごした海に来ていた。

彼とのことを思い出し、泣いた。

人の目なんて気にならなかった。

やっと、泣くことが出来た。

そして、今日。

私は彼の元へ向かって夜の海に消えていくんだ_。

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