カレンダーの残りが少ない。
あと1枚、2枚……。
そろそろ
【もう幾つ寝るとお正月】
とかそんな唄が聞こえてきそうな時期か。
なのに今年はやけに暖かくて
時期に不釣合いなくらいに天気がいい。
そのせいでと言ってはなんだが、
私の苦手なカメムシとかその他の虫達が未だそこらを闊歩している。
皆「暖かくていいな」と口を揃えて言うけれど
雪が降らないなんてら冬らしくないな、と。
それに、雪を見ないままに年が明けても、
きっと私はどこかで何となく
なんの有難みも新年の喜びも感じられない気がする。
雪が有難いとかではないけれど、
この1年を生きられたことに感謝したい。
そのひとつの流れの締めくくりとして
この時期の私は毎年、雪を待つ。
循環が終わらないじゃないか、と。
周りのみんなが暖かい日々を望んでいたとしても。
私は雪を待っている。
朝も、昼も、夜でも
たまに手を繋いで共に歩み
時にひとりで歩いて
互いに道に迷ったら
時に歩み寄ってまた手を取り合って
いつまでも
日の暖かさも月の冷ややかさも
日々の本当も嘘も
全部が愛しく思えるこの日々が
何処までも続きますように
ひとって
ほんとにふしぎだね
わたしのココロは
わたしのもののはずなのに
どうしてか
言うことをきいてくれない
思い通りにならない
でも、どうやらあなたもおなじみたい
わたしにはあなたの逆さまなこころが見える
口にするコトバに対して行動すべてが
真逆のことをしてるの
わたしだけじゃないみたい
好きとか愛してるってコトバと裏腹に
わたしを突き放すアナタは
とても愚かで可愛らしい
真っ逆さまに、奈落の底へ堕としてあげたい
私は貴方が大嫌い
貴方は、私の夢の中。
早く貴方に逢いに行きたい。
狂おしいほど愛しい貴方。
その姿、その声、その仕草、その視線。
足の爪先から髪の一筋まで全てが愛しくて愛しくて堪らない。
貴方が傍に居てくれたらと焦がれて止まない。
ずっと逢いたい。僅かな逢瀬が只管に恋しい。
でも逢いたいと思えば思うほど、
今度は苦しくて眠れない。
その矛盾が更に苦しい。
貴方に逢いたい。私は、ずっと眠れない。
気絶してやっと、やっと逢える。
気絶した私を、離さないで欲しい。
二度と。
貴方になら命さえも捧げよう。
今日も私は、眠れない。
夢と現実について、私は沢山想うことが有る。
本当に私は今、「現実」と言われる空間にいるのか。
はたまた知らぬ間に「夢」と言われる空間にいるのか。
自分の意識があり、感覚がある
この瞬間に抱いている夢とは違う。
物質的なものなのか精神的なものなのかという視点から色々想う。
今、「自分」と認識している「私」が
眠っている間に見る夢がある。
であれば、死後に見る夢もあるのでは無いか?
まあもし仮にそれが存在するとしたら
それは一体どういうものなのだろうとも考える。
若しくは実は「今」が眠っていて、
現実と勘違いしているだけなのか。
だとすれば眠っている本望の私は何処にいるんだろう。
そんなこと考えていると、
全部が私で全部が私じゃないみたいな気もしてくる。
物質的なものなのか精神的なものなのかも分からなくなってくる。
もう分からなくなってる時点で、考えすぎなだけだが。
でも夢の世界が現実で見られたら、体験出来たら、
どんなに幸せだろうと思いながら起きる日があれば
今日の夢は現実じゃなくてよかった……
と冷や冷やしながら起きる日もあることだけは確か。
そんなこと考えていたらなんだか眠くなってきた。
今日はいい夢、見られるかな。