6/5/2025, 11:29:47 AM
さかさに映る空は今日も泣いてる
かき消すように飛び込んで
階段を駆け上がると
鼓動が楽しんでる
びしょ濡れなんて気にしない
自由の証を閉ざしたまま掲げる
明日は笑ってくれるかな
6/3/2025, 12:31:21 PM
小指で交わした秘め事
ふたりだけの約束
ふたりだけの秘密
守るから 絶対に
遠い昔に誓った秘め事
ふたりだけの思い出
ふたりだけの願い
守るから 永遠に
6/2/2025, 11:38:58 AM
時雨したたる傘の下
今日も私は待ってる
いつもの時間にこっそりと
ひとりは慣れているけれど
チクチク痛いのはあなたのせい
今日も私は待ってる
ウキウキ楽しいのはあなたのせい
雨が止まなくても
私はシアワセ
6/1/2025, 11:33:56 AM
鈴なりの青い花咲く季節
ひとしずく葉に落ち きらめく
脇行く子供達の声
漂う夕餉の香
幼き日々を想う
歩みの先に続く日常
これからも変わらぬよう
祈るばかり
5/31/2025, 6:18:39 PM
閉ざされた演劇場で
舞台に上がる出演者
彼らに与えられた演技は逃げる事
幾度となく繰り広げられた演舞に
時には勝ち
時には負け 退出者も現れる
役者の目的は何なのか
それは誰にもわからない
確実な勝敗がつかぬまま
繰り返される虚無の戯れ