ちいさいころ
寒い夜に
お母さんと
背中と背中をくっつけて寝た夜のことを覚えてる。
普段から スキンシップやベタベタされるのが
苦手な母だった。
暖かさを求めてくっつこうとする私に
背中は面積がおおきいから、
くっつけて寝ると、すぐ暖かくなるよって
その時だけはずっとくっついていられた。
あの安心感と暖かさは一生忘れない
すべてのチャンスが
自分のためにあるわけではない
すべての扉が
自分に向いているわけではない
今 手にしたと思っている この鍵も
望む未来に繋がっているとは限らない
その事を知って受け入れる
それでも やると決めたその覚悟が
私の未来の鍵になる。
ひとは星に願い事をする。
同じように ひとは石にも願いや祈りをこめる
神聖な場所になある大きな岩に
大切な人に贈る宝石に
お守りにつけているパワーストーンに
思いをこめ 祈りをこめる
私の足元にある この石も特別に感じれば
星のかけらだと思う。
今日 私のキッチンに新しい玉子焼きのフライパンが仲間入りした。
定番の大きさよりも少し小さなサイズを選んだ
先代のフライパンは私のお弁当作りの相棒だった
取っ手がグラグラで
ついに引っかけるところがついた先端がパキッと割れてしまった
その部分は重要ではないので
手に馴染んだそれを使い続けようとおもっていたのだけど 火をいれる度に割れた先から
ヒューヒュー音がするようになって
御機嫌もよくないのか 焦げるようになってきた。
あぁ もうそろそろお役御免なんだなぁーと思い
最後の玉子焼きをやいて お別れしよう
と思っていたそのフライパンは
今は父専用になり お餅を焼いたり お酒の肴を作るのに使っている
まだまだ 我が家の一員のようです。
君と一緒に
冬晴れの日の過ごし方
縁側で
寒さ対策の湯タンポと厚手のブランケット
保温ポットにお気に入りのお茶を準備
高くなりつつある 積ん読のタワーから
一冊選らんで 日向ぼっこ
暖かな時期にする日向ぼっことは別格な
太陽のありがたさ
洗濯機が仕事を終えるまでの私時間
いつもいつも
こんな風に過ごせるわけではないけど
冬の暖かな晴れた日を
“今日はいいお天気ですね”
という挨拶だけにするのはもったいないなと
思うこの頃。
本を読むのは2~3分で飽きてしまって
結局 スマホをさわったりしてしまうけど
自分のために時間を作る口実には
いい条件かなと思う