ひとは星に願い事をする。
同じように ひとは石にも願いや祈りをこめる
神聖な場所になある大きな岩に
大切な人に贈る宝石に
お守りにつけているパワーストーンに
思いをこめ 祈りをこめる
私の足元にある この石も特別に感じれば
星のかけらだと思う。
今日 私のキッチンに新しい玉子焼きのフライパンが仲間入りした。
定番の大きさよりも少し小さなサイズを選んだ
先代のフライパンは私のお弁当作りの相棒だった
取っ手がグラグラで
ついに引っかけるところがついた先端がパキッと割れてしまった
その部分は重要ではないので
手に馴染んだそれを使い続けようとおもっていたのだけど 火をいれる度に割れた先から
ヒューヒュー音がするようになって
御機嫌もよくないのか 焦げるようになってきた。
あぁ もうそろそろお役御免なんだなぁーと思い
最後の玉子焼きをやいて お別れしよう
と思っていたそのフライパンは
今は父専用になり お餅を焼いたり お酒の肴を作るのに使っている
まだまだ 我が家の一員のようです。
君と一緒に
冬晴れの日の過ごし方
縁側で
寒さ対策の湯タンポと厚手のブランケット
保温ポットにお気に入りのお茶を準備
高くなりつつある 積ん読のタワーから
一冊選らんで 日向ぼっこ
暖かな時期にする日向ぼっことは別格な
太陽のありがたさ
洗濯機が仕事を終えるまでの私時間
いつもいつも
こんな風に過ごせるわけではないけど
冬の暖かな晴れた日を
“今日はいいお天気ですね”
という挨拶だけにするのはもったいないなと
思うこの頃。
本を読むのは2~3分で飽きてしまって
結局 スマホをさわったりしてしまうけど
自分のために時間を作る口実には
いい条件かなと思う
変わらない毎日でもいい
地味でもいい
悩んだり 喧嘩したり 後悔してもいい
人に素直に 自分に素直に
無理がなく 穏やかに
今日を終えられたら幸せだとおもう。
いちばん 簡単で 難しいことは
いつも 自分が自分をしあわせにする事
甘やかしと勘違いしやすく
すぐに他人の意識に自分をなくす
自分の中のコップを自分で満たせるようになりたい
安心 安寧 宝石言葉
自分の中から溢れてくる慈味に気がつけたら幸せ。
日の出
残念ながらみれなかった。
夢の中だったというわけではないのだけど
頭からすっぽり布団を被っていたので 明るくなったことに気がつくのが遅かった。
実は
眠れなくてまだ暗い 5時に自販機に炭酸のジュースを買いに行く口実で散歩に出かけた。
私のすむところには 大晦日開けてすぐ
氏神様である神社に初詣に行く風習がいまでもある。
御夜の火がたかれ その火に当たると一年健康に過ごせるそうです。
私はその火が 舞い上がる火の粉がきれいで
いちばん好きな行事である。
今年も父と二人 御夜の火に当たりに行った。
初詣からかえって 年神様に挨拶をし
年越しそばを食べ 無事に歳をとり
めでたい雰囲気も落ち着いて寝静まっている。
新月なのもあいまって 星空がきれいで
日の出ではないけれど 静かな一年の始まりになった