3/26/2024, 10:21:53 AM
ないものねだりをしてしまうのはどうしようも無い人間の性。
ただ出来ることがあるとするならば、今あるものが無くなった時それを後悔しないよう努力することでは無いだろうか。
3/26/2024, 1:35:24 AM
歳を重ねるにつれて物分りは良くなってくように見えるが、実際には諦め方を覚えただけ。
幼少の頃、簡単に自覚できたはずの「好き」という気持ちは今では何処にしまったのかも思い出せない。
3/24/2024, 5:20:04 AM
特別な存在
朝な朝な
廊下を軋ます
スリッパの音
ふいにピタリと
止まって消えた
3/15/2024, 11:24:42 PM
星が溢れる夜空の中でキラリと光って落ちてゆく一粒の流れ星。
人々が憧れ願いを込めるその一粒は、狭く窮屈な世界に耐えきれず飛び出していったか弱い存在のようにも見えて、私の瞳は雫を垂らす。
3/8/2024, 3:16:45 AM
なにか辛い訳じゃないが
空を見上げることはすっかり無くなって
いつも手元の小さなデバイスに囚われている
そう気づいて見上げた空にうつる月は
少しぼやけて遠くに見えた