1/18/2024, 12:16:21 PM
押し入れを掃除していたら、
ふと懐かしい日記帳をみつけた。
「しにたい、生きるの疲れたよ。」
中学の頃書いた日記にはそんな事が書かれていた。
この時は少々うつっぽくて、ずっと死にたかったな。
「お疲れ様。生きていてくれてありがとう。」
しにたいと綴られたページにそっと書き残した。
今もまだ生きていたいほどの気力はないけど、
まだもう少しだけ生きてみる。
死ななかった中学の僕を裏切らないように。
『閉ざされた日記。』
1/17/2024, 2:34:35 PM
小学生の頃は大好きだった教室。
今は苦手どころか大嫌いな場所。
昼休みの鐘がなる。
わっと重い空気が通り過ぎる。
ろうかに響く喧騒を横目に
唯一の居場所へ向かう。
ゆでたまごふたつと水筒。
グラウンドの喧騒。
教室の重たい空気。
上手く生きられない僕。
木枯らしが吹き飛ばしてくれたらいいのに。
また馬鹿なことを考える。
『木枯らし』
1/16/2024, 5:31:38 PM
僕が死んでもね
海の波になって、風になって、
蝶になって、鳥になって。
絶対に貴方をみてるから大丈夫。
生まれ変わった僕をみて、
「きれい」って言ってほしいだけ。
今の僕じゃ叶わないから。
『美しい』
1/15/2024, 12:09:33 PM
世界はきっと素晴らしい。
僕がそれに気づけなくなっただけ。
世界は僕が生まれる前からきっとなにも変わってない。
僕の考え方が変わっただけ。
毎晩頭痛がするほど泣いても
胸が抉られるほど苦しくても
刃を腕に突き立てても
きっと世界はなにひとつ変わっていない。
たとえ僕が死んでも
世界は変わらずずーっと同じまま。
なにひとつ変わらない素晴らしい世界。
僕が嫌いな素晴らしい世界で
貴方は「いつか、きっと」なんて信じてる。
1/14/2024, 12:34:57 PM
『どうしてあなたは__。』
世界の汚いところを知ってしまったから
この世界に価値などないと思ってしまいました。
価値のない世界に産まれたのだから
僕にも価値はないだろう。
いつしか自分自身を否定していました。