アロマキャンドルを焚いてとか
火を使うのなんて
料理をする時か、煙草ぐらいの
自分には、ご縁のない代物だが…
焚火なんかを、ボーッと眺める
時間は好きなのだ。
ただ、そこで燃えてるモノ
揺らめく炎。
それだけのモノだからこそ
何か、受け取る必要性もなく。
疲れない。
メッセージ性のある
生活に潜む、細々とした情報は
何気なく聞き流した所で
いつの間にか、疲れてしまう。
人の心や思考は複雑だからこそ
常に、無機質な癒しを求めている
のかもしれないなぁ。
【お題:キャンドル】
たくさんの想い出と
リアルタイムで、紡がれてゆく
いつか、想い出になる日々が
あるからこそ。
私が、誰かの想い出に
なってしまうまで
この命は、天秤にかけられない。
ジレンマ。
【お題:たくさんの想い出】
惹かれるほどに
あなたを、意識してしまうから
距離感を気にしてしまう。
最初は、皆んなの中の誰か
だったのに。
言葉を交わした。
名前を覚えた。
気付けば、目で追う人になった。
好き という気持ちひとつで
隣に居ても
心は、気持ちは、分かってしまう。
あなたが、いつも目で追う人のこと。
その子はまた、違う人を
追いかけていること。
うまくいかない、気持ちの輪っかの中で
私たちは 恋をしている。
【お題:はなればなれ】
また会いましょう。
優しく微笑みながら
私の汚れた手に、あなたは
白く綺麗な手を重ね
穏やかに、そう告げられた。
また…またとは いつなのですか?
明日ですか?
それとも、私を安心させる為の…
言葉よりも、先に涙が溢れて
私は、首を横に振る事しかできない。
またとは、期日のない言葉でしかない。
もう一度会える 保証もない。
まるで、さようならとすら言われているようで
そんなのは 嫌だ。
私は、あなたの美しい瞳を
真っ直ぐに見つめて はっきりと言った。
また、必ず会いましょう。
必ず貴女様を 見つけます。
会いにゆきます。必ず、必ず、必ず…
私の言葉に
あなたの瞳が 少しだけ
揺れた 気がした。
【お題:また会いましょう】
スリル。
そんなもの、要らない。
この人生から ソレを消し去りたい。
経験した あの気持ちは
一生 消えることはない。
だから わたしは
いま しずかに戦っている。
【お題:スリル】