風来坊。根無草。
ひとつどころに留まらず
ふらりと、現れて
ふらりと、消える。
そういう生き方に憧れはあれど
戻る場所がないのも、また寂しいものだ。
自由を求める人たちに
世間は、思いのほか冷やかであるし。
風に身を任せるような
生き方は…いつか消えゆくのかも
しれない。
【お題:風に身をまかせ】
ただただ、安心に暮らしたい。
お家が早く
安らげる場所になって欲しい。
そしたら、日当たりの良い窓辺に
寝転んで
風で白いカーテンレースが
膨らんだり揺れたりするのを
眺めたいなぁ。
私が、大好きだった
茶色いあの子のように…。
【お題:おうち時間でやりたいこと】
幼い子どもの目線は
私たちとは、違う世界に
見えるだろう。
欲しいものは、棚の上
見上げる空はずっとずっと高く
心がズキンと痛むような経験や
大切な、ママやパパを
ギュウっと抱きしめる安心感。
小さな小さな手のひらには、いつも
こぼれ落ちそうな宝物がある。
早く大人になりたいと…
そんな気持ちが芽生える
ずっとずっと前に、戻ってみたいなって
思うこともあるけれど。
けどね、おじさんになっても
おばさんになっても
実は、ちゃんとあの頃のワクワクや
手のひらの宝物は捨ててないんだよ。
ただ今は、無くさないように
宝箱にしまってるだけ。
鍵はちゃんと開いてるんだ。
【お題:子供のままで】
全身全霊で、死ぬほど
好きな人からでも。
叫ばれるより、囁かれたいのは
ワガママですかね。
声のボリュームは、普通で
良いんです。
大事なのは
好きな相手が、嘘つきじゃないかどうか。
そして、気持ちが届くかどうか。
目を見つめて
大好きだよって伝える事は
愛を叫ぶのと≒ じゃないのかな。
【お題:愛を叫ぶ】
私は、なにをやっているんだろう。
私は、なにが好きだったんだろう。
どんだけ、頑張ってみても
満足出来ないのは
ここが、私の好きな場所じゃ
ないからかなんだ。
いつの間にか、自分で自分の
羽根をむしり取って
人の目につかないように
自分の色を隠して…
だから、こんなに苦しかったんだ。
けど、選んだのは自分だから
ここに、居続けたんだね。
もう、やめよう。
ちゃんと、心の声を聞こう。
ありがとう、さようなら。
私、自分の好きな場所に
飛んで行きます。
だって、こんなに空は青くて
いつだって、飛んで行きたいって
願っていたんだから。
【お題:モンシロチョウ】