疑い深い私は
自分の事すら信じきれない。
裏切られた傷口は、何度も膿んで
いつの間にか、疑心暗鬼が
棲みついてしまった。
どうせ、裏切るだろう。
まぁ、それでも良いと…
そんなもんだろうと。
だから、優しい言葉なんか
気安く言わないで、放っておいてよ
私の中の疑心暗鬼が、囁き出すから…
ただの、友だちでいいのに
距離なんか空いたままでいいのに
わたし、これ以上
誰のことも疑いたくない。
これ以上、居場所を失いたくない。
だからもう、近付かないで
優しくしないで。
【お題:優しくしないで】
普段忙しい、あなたが
まとまったお休みがとれた
と聞いて、嬉しくなる。
休みに入ったとは言え
残りの仕事をこなしながら
昨日は、ハンバーグ
今日は、青椒肉絲を作るよと
教えてくれた。
ピーマンの緑、人参のオレンジ
明日は久々に大好きな海に行くと
聞いたから、空は青色。
海は…海はどうだろう。
あなたが、幸せだと
私も幸せ。
心まで、カラフルに染まる。
あの人は、私の願いを知らないけれど
あなたの、お休みが
あなたの心身を癒す良い休日に
なりますように。
【お題:カラフル】
私は楽園という
終着駅を目指す亡霊だ。
そこに何があるか
知りもしないのに。
【お題:楽園】
風に乗って
気持ちや目線を
空高く、浮かばせよう。
地に足を着けて
時には埋まりそうになって
悲鳴を上げそうな時ほど
高く高く…上昇しよう。
ガチガチになってしまう前に
心をニュートラルに切り替えなくちゃ
良い事も悪い事も
弾き返して、なんにも入らなく
なっちゃう前に…あの空へ
【お題:風に乗って】
今日のお題を見て
私は、写真フォルダを開いた。
あっという間に通り過ぎた
そのひとつひとつが
そこには、ちゃんとあった。
写真1枚から、あの日々が
色を増して蘇ってきた。
極めて短いじかん、刹那とは
人生にもいえることだろうか。
記憶はいつしか薄れゆくかも
しれないけど
記録を残す事も大事だなと
思えた、お題だった。
【お題:刹那】