4/22/2023, 11:52:52 PM
失敗と感じる
境界線は、どこだろう。
それが、過ちであったんだと
時が経つにつれ自分の中で
染み入るように気付く時もあれば
その場で、分かる事もある。
そして時には…
時には、たとえ間違いだったとしても
間違いだという自覚があったとしても
進まねばならない、道もある。
全て捨ててしまえと。
【お題:たとえ間違いだったとしても】
4/21/2023, 12:59:20 PM
雨と下で【雫】に成る。
朝霧に包まれた
山道を、狐面を付けた青年が
ゆらり姿を見せるという。
霧が晴れる頃には
霞の如く消え去り、その日は
必ず雨が降るという。
山々の木々に潜む雫は
幾重にも彼を写し出し
ただじっと、黙って滴り落ちる。
【お題:雫】
4/20/2023, 2:40:06 PM
何もかも、いる。
欲しい。抱えきれないほど。
けど、身に余る欲は
生きる活力じゃなく毒だ。
なにもいらない。なんて
格好はつけられない。
ただ、本当に必要なものも
未だによく分からないんだけどね。
【お題:何もいらない】
4/19/2023, 1:03:18 PM
もしも、未来が見えたとしても
私は何も見たくない。
理由は、幾つもあるけれど
結末がはじめから分かるような
映画も小説も好きでは無いし。
少しでもそれを知ってしまったら
きっとわたしは飽きてしまう。自分に。
【お題:もしも未来を見えるなら】
4/19/2023, 3:26:55 AM
無色透明とか言うけれど
自分が、透明になったような
気持ちになったことはありますか?
弾む会話は、いつも同じような内容
グループの輪は明るいマーブル模様
染まりきれない息苦しさ。
別の輪では、誰かの愚痴や不満が
垂れ流されて不愉快なマーブル模様。
相槌だけで、精一杯。
そんな時、私は人の皮だけ被った
空気人形みたいになってた。
心は、出来るだけ遠くに追いやって
あれが、無色の世界だったのかな。
透明なカメレオン。
時が過ぎるのをじっと待つだけの違和感。
【お題:無色の世界】