友よ…父よ…
君は今、貴方は今
どこに居るのだろうか。
憔悴状態に着慣れぬ喪服
折詰の弁当を下げたあの日の私は
遮断機がカンカンと鳴り響くなか
電車が通り過ぎるのを待った。
その光景が、なぜか焼き付いた。
一瞬にして空っぽになった
私の心に、違和感のような日常が
あまりにも残酷だったのかもしれない。
友よ…父よ…
未だにこの世で足掻く私を
君は今、どう思ってくれるだろうか。
【お題:君は今】
今日は、このまま雨になるのかな…
週末は会う予定だったけど
昨夜の 急遽仕事、ごめん!の
LINEと、早朝にもうひとつ来ていた
こっち土砂降り、行ってきます!の
メッセージ。
休日出勤頑張れと打ちかけて
もう一度、空を見上げる。
君の住む街で降る雨に
私が濡れる事がない。
それがこんなに切ないなんて…
どうかあの人が風邪を
引きませんようにと願って
送信ボタンを静かに押した。
『お題:物憂げな空』
小さな命、大きな命、守りたい命
あなたの命。私の命。
命と向き合う時間は大切で
少しこわい。
失いたくないから
時には一瞬で消えてしまう事も
充分に知っているから。
今日は、笑えた?
沢山、泣けた?
もしかして、苛立ってる?
凄く頑張ったじゃん!
色んな日があるよね。
与えられた命は今日も
目一杯に鼓動して、傍にいるから。
お疲れ様。
今日のお題は…Love you
Loveという単語だけで身構えて
しまうのは、日本人だから?
それとも個人的な問題か、性格か。
愛してるよ。大切だよ。宝物だよ。
日本語ではあるけれど
実は、毎日使っている。子どもたちに。
そして、子どもたちも
毎晩おやすみ、愛してるよと言って
眠りにつく。
人間はエスパーじゃないからね。
その習慣を携えて是非大人になって
欲しいものだ。
そうして、いつか出来るであろう
大切な友人や恋人にも
伝えられる人になって欲しいな。
立春を過ぎてもまだ寒く
虚弱で、薄っぺらの私は心底
弱りきっていた。
ただ、そんな日々にもささやかな
楽しみはあって
とびきり晴れた日には
柔らかな毛布や膝掛け
肌触りのよいルームウェアを干すのだ。
お気に入りの柔軟剤に心をほぐしてもらい
太陽のような温もりを感じながら
心地よい眠りにつこう。
まだ、少し春は先。
おやすみなさい。