4/13/2023, 12:40:25 PM
目に染みるような、嫌味なほど晴れ渡った空が眩しい朝だった。
でも、心は快晴とはいかない。
「試験、ヤだなあ」
朝食を食べる私の心は、どんより曇り空だ。
4/12/2023, 3:07:02 PM
遠くの空へ。
お題になって初めてそんなことを考えた。
私は今、半径1メートル位でしか物事を考えていない。
はるか昔、遠くの空へ託した思いは、いまいずこ。
4/11/2023, 1:49:12 PM
言葉にできないことを言葉にしようとすると、大抵、失言する。
言葉に出来ない感情は、じっと貝のように口を閉ざして、言葉にしないか、曖昧な態度で場をごまかすのが一番いい。
本当の澱は心の奥深く。
それが賢いやり方だ、と思う。
4/10/2023, 12:50:06 PM
まだ桜も咲かない土地なのに、妙に日当たりのいい道端の斜面には、満開の水仙が色とりどりに咲き乱れていた。
桜は蕾が濃いピンク色に枝の端々を染めて、あと少しで咲きそうだ。
庭にはクロッカスとツクシが顔をだし、空は明るく高く、少し白く濁っている。
日差しは暖かく風ばかりは少し冷たい。
こちらの気持ちも浮き立ってしまう。
春爛漫まで、あと。
4/9/2023, 1:21:48 PM
誰よりも、ずっと。と言い切れることは、私には少ない。いや、ないと言ってもいいかも知れない。
何をするにも上には上がいる。上には上がいた。
それでも腐らずに、若い頃からもっと色んな物語に触れていれば良かった。
そうすれば、今よりマシな深度で小説と向き合えていた気がする。
誰でも言えることだが、若い頃は才能の塊だ。
映画でも小説でも漫画でもアニメでもドラマでも演劇でも、何にでも触れておくことはその後の貯金になる。
才能の塊は磨かなければ錆びついてしまう。
歳を経て磨こうったってそう簡単にはいかない。
私はきっと、もう速度としてはとても遅いけれど。
これからの人は、どうか頑張って。
私も少しずつ、また磨けていけたらいい。