7/27/2024, 10:20:09 AM
☪·̩͙神様が舞い降りてきて、こう言った
「お前は後3ヶ月で死ぬ」
ある日神様が私に言った
病室の窓には澄んだ青空
白で整えられた病室
私の心だけが黒く染まった
「…そっか、教えてくれてありがとうございます」
神様はキョトンとした顔をして私に言った
「お前は、悔しくないのか?悲しくないのか?」
「だって、そんな気がしてたもの
毎日苦い薬に、痛い注射。もう散々よ
だから…もういいの
後3ヶ月…そう言われれば確かに寂しいものね」
それから、神様は時折私の病室に来て
話を聞かせてくれるようになった
「どうして私に話をしてくれるの?」
「まぁ気分だ」
それからあっという間に
3ヶ月が過ぎた
「神様、ありがとう
最期の3ヶ月、貴方のお陰で楽しかったわ」
「そうか」
神様は短くそう言った
たとえ、貴方が死神でも
私はこの3ヶ月
楽しかった
幸せだった
「さようなら」
「何故だ…人間は生に執着する生き物ではないのか
お前は、実に面白いものだな
まだしていない話があるのだが聞かないのか?
また目を開けてくれよ……」
7/26/2024, 10:31:21 PM
☪·̩͙誰かのためになるならば
「情けは人の為ならずだよ」
誰かに教えて貰った
誰かのためになるならば
それは自分のためになるんだと
自分ためって言っても
誰かを助けて
安心したいとか
感謝されたいとか
そんなのばっかり
「でもさそんな理由でも、そうしたらなんだか許される気がしない?
自分のために誰かを助けるなんて、自己中だけどね」
でも、それでいいと思う
あなたの自分のために誰かを助ける
その自己中さに
その言葉に
救われたから