泣かないよどんなことがあっても
あの日あなたたちを見つけた日、
僕は面白い人たちを見つけたなと心から思った。
でもちゃんと調べてみたらあなたはもう亡くなっていた不慮の水難事故だった。あなたたちの動画を見るたびに生きてるんじゃないかと思った。その時にファンではなかったのにそう思えばそう思うほど辛かったあなたたちの視聴者が何本もあなたに向けての動画を作っていた。それをみてまた泣いた。でももう泣かない。あなたは生きている。
動画の中で生きている。
またいつでも元気なあなたに会える。
夏祭り、星が溢れるあの場所の下で僕は君と
花火を見た。満開に咲いているあの花火を。
僕は君に言った
綺麗だねと、
君は僕に
ほんとにね。
そう言った。
君はこの夏休みが終わったら引っ越す。
幼稚園から一緒で15年ついにお別れの時が来た密かに思いを寄せていたが、気持ちを伝えることはできずついにこの日を迎えてしまった。
帰り道思いを伝えようとしたが、一歩が踏み出せずその日は君とお別れした。
あの日から5年が経った、あの時もっとはやく思いを伝えていればよかったそんな後悔を抱きながら今日も、
僕は君が待っている家に戻るドアを開けて君にいう、
ただいまと
君は今眠っている
ぼくは君の安らかな瞳をみてそのことに気づく
まぁ無理もないつい先程まで外出をしていて、
帰りも遅かったのだから、時計を見たらもう日を超えて深夜の2時そろそろ寝ないとなと思いながら君が寝ているベッドに飛び込む。こんな日が毎日続くことを願いながら今日も朝日を拝むために眠りにつく
ずっと隣でくらやみがこっちにこいと囁いていた。
自分に負けてくらやみに、逝ったが、
何も楽しいことなどなかった。
暗闇はただ暗いだけ、
逝った後に楽しいことなど一切なかった。
生きていれば、
そう思いながらただ暗闇の世界を彷徨う。