11/8/2023, 12:25:34 PM
あーあ。もう駄目だ。
今思えば片鱗はあった。
体調を崩したと聞いた時なんか、
いわゆるお見舞いセットを買い込んであいつの家まで行った。
「なんでこんなに必死になってるんだ…?」
なんて自問をあの時は"友だちだから"で片付けた。
きっかけは、
「あれ?こいつこんなに目きらきらしてたっけ?」
と、少し背の低い場所から自身に向けられた笑顔を見た時。
そこから先は脳内全部がこいつ色。
はなから分かっていたんだと思う。
この気持ちを片付けようとしていたこと自体が意味がないことだって。
231108 意味がないこと
11/7/2023, 10:59:36 AM
外交的なあなたと恥ずかしがりなわたし。
垂れ目なあなたとつり目なわたし。
うす味好きなあなたと濃い味好きなわたし。
でも、お互いを好きな気持ちはいっしょ。
あなたとわたし、
真反対なようで似たもの同士。
231107 あなたとわたし
11/6/2023, 2:36:53 PM
「これでいいんだ。」
そう自分に言い聞かせて俺は姿を消した。
知っている。
本気で向かいあってくれていたことを。
わかっている。
その事実に甘んじて自身が逃げていたことも。
慰めなのかなんなのか、
柔らかい雨が自身を濡らしていた。
231106 柔らかい雨