遠くの鳥

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3/29/2026, 2:38:54 AM

おやつをもらえるまで
僕をずっと見つめてくる
それこそ穴が空いてしまうほどに
高いところから、低いところから
遠くから、近くから
君は僕をじっと見つめつづける
見つめ返すとつい
おやつを上げてしまいたくなる
上げ過ぎて容量オーバーになる
それは出来るだけ避けなければならない
だけど君の熱視線に負けて
ついあげてしまいがちだ
だから僕は君を見つめ返してはいけない
本当は見つめ返したいのに
なんて哀しいことだ、猫。

3/9/2026, 2:43:33 PM

頁をめくる
そこにあるはずの時間に
また存在したくなって
頁をめくる
まぶしかった
何もかもが
やさしかった
頁をめくる
いくらでも
時は戻る
投げかけてくる
おぼえてる?
おぼえてる
忘れてないよ
何ひとつ

 
「過ぎ去った日々」

12/10/2025, 5:02:29 PM

小さなきみを何度
抱きしめてきただろうか
僕の腕はもう
きみの形を覚えてしまって
目を瞑っていても
抱きしめればきみだとわかる
あたたかな記憶だ

12/1/2025, 10:31:48 AM

冷たい夜空に
さらに冷たい光の群れを見て
泣きたくなる
自分がどんなに小さくても
別にいいんだ
広い世界のひとつの点で
何の問題もないんだ
そんなことを知ってしまう
冬の悪戯
凍てつく星空



11/25/2025, 2:49:16 PM

クールな北風に
おちてしまったから
計算なしに
色あざやかな世界

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