めっちゃ二次創作
お題 束の間の休息
「音楽祭も終わったーー、これでこの年のイベントは終わり!あっという間だったなー!」
「ロビン先生、まだまだ終業式は遠いよー」
放課後の職員室に疲れてぐったりと寝そべるのは一年目のキラキラの新人、バルス·ロビン。ぐたーっとのびて机を占領し、子供のように騒いでいるが、教師であり、一応バルバドス(分家)である。
わあわあぎゃあぎゃあ騒ぐ彼に、俺は紫の帽子を被り直しながらゆるーく返事をする。しかし、彼からその返事がかえってくることはなかった。いつもの一点集中モードに入ってしまっているようだ。
「もうすぐ悪魔学校勤務も二年目になる!…?もしかしたら、僕にも後輩、出来るのかもしれない?!うわーい!やったー!」
「やかましいっ!」
「うわあああああ」
「あははは…」
こういう時は逃げるに限るなー!カルエゴ先生にバレませんように!バレませんように!
「ちょっとオリアス先生、助けて下さい!!!」
「なんで言っちゃうわけ?!」
手がつけられてない締め切り間近の書類があるのに、俺まで八つ当たりされてむしろ倍になってしまうじゃないか。
「…オリアス先生」
「…はい。」
死。今までありがとう。
「オリアス先生ー!この前の書類どうしましたー?」
「あっダリ先生、今日中には出せます」
ダリ先生ーーー!救世主!!神!
「急いでねー、締め切りは絶対!って、どうかしましたカルエゴ先生」
「…いや、なんでも。…新人、仕事に戻れ。」
「いやだって止めたのはカル」
「やめてこれ以上はやめて」
「…後で追加の書類を持ってきてやる。(暗黒微笑)」
「wwwだめだお腹痛い!大変だねオリアス先生」
「ほんとですよ」
「???」
「締め切りは、守ってね?」
「うう」
今日は久々にゆっくりゲームできると思ったのに、無理そうだ。こういう時だけ「ジミー先生」になる同期も巻き込んで、今日も残業だ!