開けないLINE
最後に開いたのがいつだったのかさえ覚えていない
今日は頭に靄がかかったようにはっきりしない
でもそれが少し心地良い
変なの
あ、これ夢か
鳥のように踊りたい
ステージの上で
最初は歌いながら軽やかに足音も立てずに
少しずつヴァイオリンやピアノ、グランドハープが丁寧な音色を奏でる
スポットライトを浴びて踊る僕はやがて自由に踊り始める
僕が踊るのをやめたとき演奏者も指揮者も観客も皆いなくなっていた
また夢中になりすぎた
本当、夢に酔ってるとき僕は幸せだ
さよならを言う前に僕はいなくなるよ?
君が思ってるよりも僕は死に急いでるからね
さよならなんて言い忘れたところで僕は怒りはしないよ。
夜の海で捜す。
見つからないと確信してもなお探し続ける僕はもうずっと前から壊れているんだ。
僕はもう捜し物目的で来てなんかいない。
本当は探しものなんてどうでも良くなってるんだ。
だってきっとあれは土にかえってるから。
だからもう僕は見つけられないんだ。
明るくなったり暗くなったりを繰り返す海にはきっと朝は来ないから。
太陽が出てれば朝、なんて単純なものじゃないんだ。
仲間たちみんなと海で夜まで喋り明かして
「もう朝じゃんかw」
って笑い合うのが朝なのに。
僕は捜し物なんかより1mm先でさえ見えないこの目をどうにかしないと。
顔から流れ出る液体にもうひとつ液体が混ざった。
心の健康?
僕は全然大丈夫!!
根性で乗り切るタイプだから!!
とか思ってる僕は中3の後半から別室登校だった。
でも今はほんとに大丈夫!!
何でかはわかんないんだけどね!
一回自由になった今、かなり普通とはかけ離れた道に突っ込んでしまっているけど。
協調性とか区別とか色々はっきりさせなきゃなんない学校が合わなかっただけなのかも!
僕は今ほんと自由だよ。
だから一回みんな自由になっちゃえ!
そしたら幸せに近づけるかもよ!!
なんちゃって。