「追い風」
好きだったんだけどな…
もう、彼とは別れることにした。
18歳になって、初めてできた彼氏。
今までで経験したことないことを、彼とやってきた。
いろんなことがあった1年だったな…
別れる1ヶ月前からは、もう連絡もしなくなってて…
そんなこんなで、さっきカフェで…
後悔はいっぱいある。けど、前に進んでいく。
ビュービューと吹く追い風が、私の背中を押している。
「手袋」
私が着けてる手袋は、黒色で腕に毛皮がついている、とても大人っぽいものだ。
冬に外出するときは、いつも着けている。
これは、彼氏だった人から貰ったものだ。
別れてから、もう3年も経っている。
貰った手袋はすでに、汚れもついて、ボロボロになっている。
決して、未練があるわけではない。なんなら、私は今、付き合って1年になる彼氏もいる。
この手袋を着けていると、いろんなことを思い出す。
「愛を注いで」
あの人は今、何をしてるんだろう
早く、連絡、来ないかな…
もっと会話したい…
もっと触れ合いたい…
もっと、そばにいたい
もっと、私に沼ってよ
「セーター」
私ってかわいい?笑
セーターを着た君は、あざといのに可愛い
そんな君が大好きだ
僕の彼女は可愛すぎる
今日のデート中、どんなに可愛い動物を見たって、どんなに綺麗な景色を見たって、君のことしか視界に入らなかった
そんな君とも、もうすぐ、会えなくなる
僕はアメリカに行かなくてはいけない。
次に君と会えるのは2年後だ
僕の目に映る最後の景色が、セータを着たあざと可愛い君でよかった
「落ちていく」
あなたの魅力に落ちていく、どんどん落ちていく…
目が合ったら、あなたのかっこよさが分かるし、
話したら、あなたの知的さが分かるし、
励ましてくれたら、あなたの頼りがいが分かるし、
いろんな魅力が伝わってくる
あなたの面白さも楽しさも、かっこよさも、かわいさも知的さも、何もかもが魅力に満ち溢れている
そんなあなたに、どんどん落ちていく