エイプリルフール
一年に一度、嘘をついても許される日。
気のせいだろうか、心が軽くなる。
「幸せになってね。」と人に伝える時、
必ずしもいい気持ちな訳ではないよね。
ずっと、何気ないふりをしていてほしい。
私は、些細な事でいつも気を遣ってしまって、それがまた一周回って周りにも気を遣わせてしまうから。
そもそも、私が気を遣う要因がなければいい。
私も、何気ないふりなんてお手の物なの。
だから、何もなかったように、ケロッといつもの態度でいるふりをしてほしい。
それが嘘だと分かっているから、意味はないかもしれないけれど。
ハッピーエンド。
幸せな結末。
ところで、人魚姫の物語には、ハッピーエンドとバッドエンドがある事をご存知だろうか?
何が彼女の運命を変えたのだろう?
何か善い行いをしたのだろうか。
バッドエンドでは、彼女の強い思いから来た、魔女との契約に逆らうという行動で、彼女は泡になってしまう。
(自分で条件を飲んで(?)契約したのに、行動に移せず、悪いという認識もできる。)
人生のバッドエンドは、人に殺される事でもあると思う。
でも、人それぞれの価値観は違うから、最悪な死に方...人生のバッドエンドも人それぞれ。
些細な事が人生のバッドエンドに繋がってしまうのかな、とふと思ったので、
出来るだけ善い事が出来るよう心掛けようと思う。
泡にならないために。
My Heart...私の心。
私の心は沈みやすい。
一度沈むと、落ちるところまで落ちていく。生きている意味なんて感じられず、これからの人生、
私が生きていく道が真っ暗のように思えてきて、それでも明日がやってきてしまうので、何かが起こって
私をどん底から救ってくれない限り、絶対に立ち直れないという絶望が更に襲ってくる。
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翌朝。(または寝て起きた場合)
私はすっかり浮かんでいた。
浮き輪も使わず、自分の力で。
HPが回復したのだ、恐らく。
昨日深海魚と泳いでいた事などお構いなし、忘れている。
私は沈むといつもこう。
どれだけ沈んでも、無意識の内に必ず浮かんで来る。
そんな事を何度も繰り返したある日。
私は気づいた。
これ、無限に続くのでは?.........と。
アニメでよくある、どれだけどんな攻撃を受けても、絶対に体のどんな部分も復元される能力のようだなと、
そっち系の界隈に入り浸っている私は思った。
そして、今日も私は沈み、浮かんでいく。