ひと段落終えて、初心にかえる時なのかな
物事に区切りは必要だと思う
だらだら続けても淀んでいくだけだから
ほどよい疲労感とともに
頑張った私へ　さよならをしよう

貴方へ手向けた手紙は
風に飛ばされて散り散りに消えていった
二度と手の届かない場所へ…

もう未練はないの

静かにそう告げると
光り輝く太陽を見上げ
大きな伸びをして
その場を後にした

ワタシはマナビマシタ
ダレカのためにウゴクトイウこと
ダレカのためにウソヲツクこと
ダレカのためにナクトイウこと
アリガトウたくさんのニンゲン達
ワタシはモウ独りじゃない

不毛な関係は終わりにして
優しさを取り戻したい
私の中の柔らかな部分を返してください

大きな大きなお山のような
ずっしりとして温かくて
安定しているこの背中
よいしょとよじ登れば
大きいお顔がこっちを向いて
にこりと微笑んだ

お父さん　だーい好き