朝日の温もり
このお題で思うのは“冬の日”です。
悴む指先に息を“はあぁーっ”て吹きかけながら家を出る。すぐの角を曲がったら、日が当たる場所がある、思わず急ぎ足。
案の定、背中がじんわり温かくなり、このまま日向ぼっこしていたいのを堪えて、目的地に向かう。
こんな日ね。
あんなに待ち遠しく愛おしいあの温もりが、季節が変わったとたん敵に変わる。
避けて避けて避けまくる。悪いことをしたわけじゃないのに、お天道様から顔を背けて歩くのだ。
全部紫外線のせい。新陳代謝機能の衰えのせい。
いっそ同盟を組んで味方に引き入れたいのだがその後、頬骨辺りにじんわり浮き出てくる輩が恐ろしい。
五月から九月の間は、そっぽ向かせてもらわねば。
ごめんなさいね。
end
岐路
やっと、やっとレベル6.7で五分間走れるようになったんです。ジムの話です。
“そんなので自慢するな”と思った方、実際走ってみてほしい。
自分の太ももを上げ下げするだけがこんなにしんどいのかと、体ってこんなに重たいのかと愕然とします(鍛えてたつもりだったんですけど)。
まじでしんどいのですが、少しづつ距離を伸ばしたいと思い日々頑張っているのです。
他人から見たら、ちっぽけでくだらないことでしょうね。
それでも私にしてみると、走れることは大きな成果なのです。自分にスタンディングオベーションしてあげたいくらい。
誰にもわからない、わかってもらえないかもしれない、でもいいんです。
もしかしたら脇道にそれてるかもしれないけど、続けてよかったと思える日がきっとあると信じてます。
“ただの野良”から“走れる野良”へ。加齢、じゃない、華麗なる変貌を遂げますから。
男子バレー見てアツくなり、引っ張られた投稿文になりました。
バレバレですか?
end
世界の終わりに君と
普段から、1人でいるからきっと最後も1人でいるんだろうって思ってる。漠然とだけど。
私以外の人たちは、集まったりするのかな。
“終わり”は前もって、政府が教えてくれたりするのだろうか、それとも突然?
前もってわかったとして、なんだかんだ足掻いたって、どーせ中途半端でしょう。
私の性格ならきっと“もーいーや”ってあきらめてしまう。
イヤホンして大音量で音楽聴いて何もかもシャットアウトしてそのまま、、なんてのもいいかな。
ペットがいたらその子を抱きしめられるのにな。心強いのにな。
飼おうかな。
end
最悪
“好きな人に彼女ができた”より
“好きな人に彼女がいた”の方が嫌
“好きな人にフラれる”は
頑張った結果だから
納得できる
いつか訪れる“人生最高の日”を
心ゆくまで味わうために
“最悪”な日はあるのかもしれないね
end
誰にも言えない秘密
恥ずかしいのですが。
その昔、“スラムダンク”でバスケの世界を知り、この歳になって“ハイキュー”でバレーボールの世界を知りました。
そして今“忘却バッテリー”を見始めた私。野球の世界を知ることになるのでしょう。
そんな私の誰にも言えない秘密。それは“東京リベンジャーズ”で不良とバイクの世界を(ちょっと)知ったことです。なんてカッコいい。
それにしても、自分は1ミリも動かず、汗もかかず、血を流すこともせずにバスケ部、バレー部、野球部そして不良にもなれる。
漫画もアニメも素晴らしい。
あ、柱稽古に行かねば。
それでは失礼します。
何柱end