透明
この頃、小1時間ほど飛ばして海辺でぼーっとするのがお気に入りです。
海面が透きとおって美しいうえに、日陰は暑すぎず、心地よい風が吹いて、それはもう最高のロケーションなのです。
当然、“ぼっちの野良おばさん”ですけど。
いつも室内に篭りがちな私が昼間の太陽を燦々と浴びている、お天道様の下を歩いている、気分はもうドラマの主人公です。
はれて収容所から出られた前科、、違う違う、ワンピースをひらひらとなびかせて可憐に振る舞うラブストーリーの主人公のよう。(こーゆー発想が昭和)
ここで昨日のお題の“理想のあなた様”が現れた日にはもう、、。
なんてねー、濁りきった性格の持ち主にそんなマンガみたいなことは起こらないって分かってるんです。
いつの時代も、理想の人に出会うのは心のきれいな頑張り屋さんだけなんです。
やさぐれ野良はきれいな海を見ても、何も変わらない。これに気づいてますますやさぐれてしまう私でした。
海まで出かけた意味があったんでしょうか?
野良に真珠end
理想のあなた
この場合の“あなた”とは?
私のこと?それとも“私の理想とする人”のこと?
どちらでしょう。
今回は後者でいきましょ。
まずは私だけを愛してくれるのは当然、加えて喧嘩が強い、それから長身、バカだけど性格がまっすぐで優しくて私の守護神みたいな人。あ、当然私好みのお顔です。
はい、これは推し彼ですね。
そこに、実は大企業の御曹司、もしくは社長でいることを隠してて、私を陰ながら応援してくれて、ここぞという時に正体を知らされて、感動のフィナーレなんてことになったら最高です。
なんかもうアレですね、「一生マンガ喫茶こもってろ」って言われてもしょうがないですね。実は行ったことがないので行ってみたい領域ではあります。
いい歳でこもり気味の私。“もっと行動の幅を拡げねば”とは思ってます。うん、思いきって行ってみようかな。
まさにマンガ喫茶で“領域展開”です。
はい、失礼します。
“虎杖すくな”が好みend
突然の別れ
さいごまで
よんでくれない
うそつきの君
なくのは飽きた
らいん消す
end
恋物語
薫風や
頬打ち胸踊る
汽車の窓
end
真夜中
答えの出ない人生の難題にぶつかって眠れない人
大好きなあの人との会話を思い出してにんまりが止まらない人
職場のあいつに言われた一言がこびりついて呪いの文言を唱えている人
明日はお休み、どこ行こう何しようが止まらない人
明日は早朝から仕事と分かってるのに、軽い気持ちで見始めたネトフリが止められない人
早起きするぞと決断したものの気がつけば手にスマホ、元の生活にもどりそうな自分に気がついている人
起きたら通学出勤時間だから寝たくない、てゆーか休むための正当な理由を探している人
あの人との別れ話をどうやって切り出そうか悩む人
あなたはどーれ?
end