1つだけ
私には大好きな彼氏がいる
彼は持病がある
毎日は会えないから
2日おきに会うことにしてる
今日は会う日
私は早く会いたいなぁ
と思いながら病院に行く
彼は1つだけ言わしてと言った
どうしたんだろう?
「愛してるこれからもずっと」
「え?」
彼は中々愛してるとか大好きだよとか言わない
なのに何で今、、
翌日彼は息を引き取った
私は昨日何で言えなかったんだろう
「本当に愛してるよ」
彼が微笑んでるように見えた
1つだけの言葉でも人は幸せになったり辛くなったり
するんだと思った。
どうして
私には愛する彼がいる
私が「買い物に行くから待っててね」って言った
彼は「分かった。」って言った
私が帰る頃にはもう暗くなってた
「ただいま」返事が無い
2階に上がる「帰ってきたよ〜」
「居るの?入るよ」
「えっ」彼が倒れていた
救急車を呼んで病院に着いた
「先生、○○君は大丈夫なんですか?」
先生は涙をこぼした
私は状況が分からなくて
先生なんで泣いてるんですか?
と聞いたそしたら
「元々この病院に来て診査をしたんです
診査結果が癌だったんです
どうしますか?と聞いたんです
残りわずかの寿命で
〇〇君は彼女と一緒に居たいですと泣いていて
思い出してしまって
僕は彼女さんに教えますか?と聞いたら大丈夫ですって」
「どうして〇〇君は教えてくれなかったの?」
私は泣き崩れた…
夢を見てたい
私はよく夢を見る
好きな人の夢だ
このまま夢を見てたい
夢って何でもできる気がする
好きな人とデート(*´∀`*)
好きな人とショッピング
なんて、出来たらいいのに
ずっとこのまま
ある日のデート
彼は私より先に着いて待っていた
最初はずっとこのままでいれたらなんて思っていた
でも今は違う
あの日の「ずっとこのまま」が
今も変わらなければ良かったのに、、、笑
太陽の下で
私は太陽が苦手
デートなのに
迷惑かけたくないのに…なんでこんな日なんだ
「○○大丈夫?僕が守ってあげる」あなたが言った
彼はかっこいい言葉をさらっと言ってしまう人
「はぁ」私はため息をした
ため息をすると幸せが逃げるよと言って
私達は日傘に隠れてキスをした
耳元で「愛してる」って
そこからこの太陽が無くならないようにと願った