あの日の温もり
眠りから目覚める直後 いつも温かい手が
私の頭を撫でてくれた。
「おはよう」そんな一言と共に....
あの日の温もりにぬくぬくと育てられ
数十年....
今は、私があの日の温もりと同じ様に
隣で眠る小さい頭を撫でている。
「おはよう」と一言添えて....
cute!
丸い円らな瞳を上目遣いに上げ申し訳無さそうにこちらを覗き込む
我が飼い犬 見事に可愛いを体現し
思わず心の中でcuteと叫んだ。
一瞬飼い犬が割った皿の事を忘れかけ
まんまと誘導されかけたが気を持ち直し
ちゃんと叱る。
しかし叱り終わった後動画に取った
君の反省の表情を見返すのを忘れない
親バカならぬ飼い主バカなのだった。....
記録
昨日より今日 今日より明日の自分を
日々更新し続けよう!
自分の記録を伸ばし続けて 自分に
いつまでも誇れる自分になろう!
そうしていれば自信が付いて前に
進める自分になれるから...。
さぁ冒険だ
地図を横に向けたり 縦に向けたりして
考える あーでも無い こうでも無い
考えた結果 「...多分こっち....」君が
指差した方向に視線を向けると....
鬱蒼とした茂みと不気味な鳴き声がする
生き物らしい声と....リスク倍増な方向だった。
僕は、本当に行くのかと言う想いを込めて
もう一度 君を見る
君は、「さぁ行こう」と進んで行ってしまう 僕は、呼び止めるが.....
「冒険に危険は、つきもの それを
乗り越えてこその冒険家だよ!」とキメ顔で言った君は、躊躇う事無くその茂みの中に入って行く
僕は、冒険と書いて無謀と読む事をこの時
初めて知ったのだった.....。
一輪の花
一輪だけ花瓶に挿して窓辺に置いてある
赤い薔薇 気障なあいつが本当は、
百本の薔薇の花束を君に贈りたかったと
嘆きながら差し出した
一輪の赤い薔薇 私は、百本なんて多い
多いと内心思っていたので一輪の赤い薔薇で本当に良かったと思っている。
今も窓辺に情熱の赤い薔薇が自分だけは、
特別な様に一際に輝いていた。
『愛している』と言葉を添えて....