6/24/2024, 2:25:44 PM
一年後の自分へという手紙を書かされたけど、何を書けばいいのか分からなかった。
…一年後がある保証なんて何処にもないのだから。
6/23/2024, 2:51:09 AM
日常は案外脆かったようで、非日常がいつしか日常となってしまった。
「…もう戻れるはずもない」
そんな独り言は誰にも聞かれることなく消えた。
…正常でいれる異常さは自分が一番分かってる。
それでも立ち止まる訳にはいかないのだと、星を頼りに歩いていこう。
6/22/2024, 2:38:58 AM
「好きな色って何色?」
そんなもの透明な私にあるはずない。
だけど色づいた世界は、どうしようもなく綺麗だった。
そしてその青に恋をした。
なんて言えるはずないから
「何色だと思う?」
と質問で返すことにする。
6/21/2024, 2:41:12 AM
あなたがいたから今の私があるのに、これからは一人で歩いていけと言うの?
「…ひどい人」
この空白もこれまでの存在証明だから、痛みさえ消えなくていい。いつか伝えたかった言葉を見つけられた頃、あなたに会いに行こう。
6/19/2024, 3:39:23 PM
相合傘をした。彼が傘を忘れたから、同じマンションに住んでいる私が声を掛けられたのだ。背の高い彼が傘を持ち、自分が濡れてまで私が濡れない様にしてくれた。そこに他意はないのだろう。残後なまでに優しい彼は、私の身を焦がす太陽だった。そんな帰り道こそ最初で最後の青春だった。