ミーンミンミンミンミン…
ミーンミンミンミンミン…

きっと外ではそんなセミ達の大合唱が行われてるんだろうな

長袖が必要なくらい寒い塾の中で、外を見ながら考えていた。

そして、、
もちろんあなたの事も。


真っ暗な頃になって、帰路に着く。
もうセミの声は全く聞こえない。
雨で濡れた歩道橋をゆっくり昇って、
私は名残惜しそうに塾を振り返る。

塾の外で、会えたらいいのに、
今日話せたこと、目を見つめられたこと、
そして、あなたに褒めて貰えたこと。
全部忘れない。
絶対ね

そう思ってまた歩き出す。
塾で疲れてるはずのその顔は、
あなたのことを考えると、何故かにやけてしまうんだよ。

あ、、
今年セミの声聞いてないかも。

会わないと、分からなくなるよ。
あなたがこの世に存在してることを、
わすれてしまいそうになる。
あれは夢じゃないのかって不安になる。

あなたの存在が目に入ると
良かった
生きてる
夢じゃない
そう思える。

あなたの顔が見れなくてもいい
声が聞こえなくてもいい
笑顔が見れなくてもいい

ただ、後ろ姿だけでも見れたら
横顔だけでも見れたら

それだけで私は今日も頑張って良かったと思えるから
あなたの存在はそれほど、他の誰かに影響を与えてる

私も、誰かにとってのそんな人に、なれたらいいのにな
あわよくば、あなたのね

心の羅針盤
今日は少し揺れてしまう日だった
クルクル回って、自分がどこにいるのか分からなくなった。

久しぶりに呼吸が乱れた。
怖くなった。
不安に包まれた。

頑張って落ち着かせて、少し成長した自分に出逢えた。

好きでいっぱいになっていた私。
とってもキラキラしていて、目をつぶりたくなるくらい眩しかった
けど、そのままだときっと壊れちゃう。自分に支配されちゃう。
だから、ゆっくり見守るとこにした。
自分がその人のことを大切に思ってる。それだけを自覚して、その人がいるこの世界、その人のことを思えるってことに幸せを感じる。
そもそも叶う可能性は低い恋なのだから、そんなにムキにならずに、はっきり、「貴方がいないと生きられない」そう言える日が来たら、ちゃんと思いを伝える。それでいいんだ。
だから、今は焦らず、そっと自分を見守る。
自分がどう考えて、どう思って、その人のどこが好きなのか。
ホントのところ、時間はないんだけど
でも、それでも１回呼吸を落ち着けて
勉強に励みながら、あなたのことを思いだす。
こころがあたたかくなる。
勉強を頑張れる。
それだけでいいよ、いまは。

そう、
それがいいんだよ。

「またね」
素敵な言葉

「バイバイ」
ちょっとやな言葉。

だって、もう一生の別れみたいじゃん。

「またね」ってある意味約束なんだよ
また会おうね
またあしたね
また今度ね

って全部その省略。

こっから雑談ね🌠

心の中であなたの存在が大きくなっていく。
気づけば、これは好きってことなのかもって思った
話したく、会いたくて、 たまらなかったけど、
でも同じ場所にいるってそれだけで
姿が見えなくてもそれだけで
頑張れた。
自分でもびっくりした。

けどやっぱり我慢できなくて連絡。
あの少ない時間でどれだけ私の心が満たされたあなたは知らない。
明日は会えないかもしれないけど、それでも頑張ろって思えた。
自分でもびっくりするくらい笑顔になれた。
ほんっとに、ありえないこと、想像していいですか？

あなたの大切な人になりたいです。

泡にはなりたくない。
私は、人間でいたい。

人間は、考える頭を持っている。
気持ちと、知能がある。
だからこそ、嫌な思いをする時も苦しくなる時もある。
周りの目を気にしたり、人の気持ちを想像しながら生きていくのはすごく疲れる。
悪口を言う人も、陰口を言う人もいる。

たけどね、やっぱり私は来世も人間がいいな。
辛いこともあるけど、その分幸せが絶対にある。
考えて、悩んで、そこで得られるものって必ずある。
そう思うからさ。

まあ、たまには何も考えないでふわふわと泡になるのもいいかもね。