貴方のもとへ

今まで辛いことばかりだった。
生きるのも、なにも辛くて仕方なかった。
けど、あの人が家で待ってるから……私は頑張れる。

寂しいという感情を
母ちゃんを亡くしてから、俺は夜に誰にも気づかれないように泣くことがある。
誰にも気づかれないようにずっと。
皆の前では、寂しくないと強がって。
気づかれてるかもって思っていても、見て見ぬふりをして。
そうして、寂しいという感情を隠し続けた

仲間

俺はあいつらのことを仲間だと思っている。
俺だけなのかもしれないけれど……それでも俺にとっては大切な友達で仲間だ。

ありがとう、ごめんね（お題）

私はごめんねより……ありがとうと言われた方が嬉しい。
ごめんねよりもずっと良い気がしたから。

部屋の片隅で

ゆうたは部屋の片隅で並んでいる漫画を横目で見、その本を一冊だけ手にとった。
今日は暇だから、漫画でも読もうと思ったからだ。