6/26/2023, 2:55:20 PM
お題「君と最後に会った日」
親戚の顔合わせだったかな
まだまだ幼い顔の君は
不安の色を隠さずもせず
母親の傍を離れなかった
大人ばかりの中できっと
所在無い気持ちだったのだろう
「来年中学生になるのよ」
叔母からの電話で思わぬ近況を知った
人の子の成長はなぜこうにも早いのか
あの最後の日から私は
何ひとつ変わっていないのに
いつかまた会う日が来た時
大人ばかりの中でもきっと
不安の翳りもなく堂々と
そこに立っているんだろうな
6/24/2023, 2:51:14 PM
お題「1年後」
ここに居るだろうか
6/23/2023, 4:09:10 PM
お題「子供の頃は」
不便が不便じゃなかった
それが当たり前だったから
何処へ行くにも自転車で
100円の楽しみ方を知っていた
テレビは別世界へ連れて行ってくれて
マンガは空想の世界を捗らせた
時間は有限なんだと思いもせず
このままいつまでも続くと信じていた
6/21/2023, 3:43:02 PM
お題「好きな色」
昔から心惹かれる色があった
理由なんて何もないのに
自ら選ぶ色はその色ばかり
今もそう、嗜好は変わらない
ただ好きな色と合う色は
必ず合致するわけじゃない
勧められる色
似合うと言われる色は
意に反するものばかり
決して報われない片想いのように
どんなに好きだと求めても
私には誂えてもらえない遠い色
6/20/2023, 1:23:38 PM
お題「あなたがいたから」
どうにかここまで来ました
迷いもたくさんありました
この先もたくさん迷うのでしょう
それでも
あなたという存在をコンパスにして
また進みたいと思います
この世に生を受け
この世とお別れするまで
あなたがいたから
私はここにいられるのですから