忘れられない?どうしても?いつまでも?
そんなことあるわけが無い。
そいつの気合い不足、なんだかんだその事ばっか考えてる
簡単に他を見つけて、簡単に代わりを見つけて
思い出を速攻過去のものにする。
失恋、引退、休止、思い出
そのうち忘れてしまう少し暗めの出来事
そんなものに気持ちを落として
それが落ち着くと気持ちを入れ替えて他のものに行く
忘れられないなんてほんとにくだらない。
…
『君が居たから私は頑張って生きてられたよ!』
『ありがとう!ずっと大好きだった!またこうやって』
『話そうね。』
ずっと俺の中で1番だった君の声が。
ここから居なくなってからずっと
ずっと忘れられなのにさ。いつまでも
一年後
今一緒に帰ってるこの人はどんな関係だろう
友達?知り合い?セフレ?それとも恋人?
何年一緒に過ごしても。一年という一瞬ですぎてしまう期間に、どんな関係になってるかなんて、何をしているかなんて
分からない。
良い関係だといいな。
初恋の日
ドンッ 自分の中で何か大きな音が響いた気がした
それから何も手につかない、思考が一切回らない
何をしてても、誰と話してても
出てくるのはあの人の声、顔、仕草
【おはよ~】
【ほら、急がないと授業遅れるよ~】
【ありがとう~助かる~】
「あぁぁもぉなんだこれじれったいなぁ!」
もはやこんな状態になってる自分に少しイライラする
このまま1人で考えてても埒が明かないので、友達に相談してみよう思った。
「ねぇぇ、𓏸𓏸~聞いてよぉぉ」
『おぉ、そんな悩んでそうな雰囲気だしてどうしたよ笑』
「いやぁぁさ、ちょっと聞いて欲しくて、授業聞いてても、体育で運動してても、こうやって人と話してる時も、ずーっと××の声とか顔が頭に合ってなんも手につかんのよ。しかも、こ~なんつうんだろ。、ドキドキするって言うか胸が苦しい感じっていうかそんな感じで、ちょっと困っててさぁ。もうどうしようってなってて」
『お前(笑)それ、恋だよ』
「えぇ、、恋?!なわけねぇだろ!だって、俺があいつを?!」
『まあまあちょっと落ち着けって(笑)』
「俺があいつを好きだってことだよな」
『うん』
「え、なんでそうなった?」
『だってお前、授業中も𓏸𓏸のこと考えてるじゃん?』
「うん」
『運動だとスイッチ急に入ったんかってくらい真面目なお前が、急に体の動き悪くなって𓏸𓏸の声ばっか意識しちゃうでしょ?』
「うん。確かに。そうだな。」
『もうそれ恋じゃん。ちゃんと好きじゃん』
「えぇ。、そうなんかなぁ」
『好きじゃないワケじゃん』
「じゃあ俺初恋ってやつしてるかも」
『え?!お前今まで好きな人出来てないの?!』
「うん、なんか興味無かったからさ」
『へぇぇ。いいじゃん!恋愛、難しいぞぉ~(笑)』
「まあ、沢山頼りますわ。笑」
キーンコーンカーンコーン
『おぉ、素晴らしいくらいにちょうどいいねぇ』
「もう授業かぁ。めんどぉぉ」
『𓏸𓏸のこと考えて授業集中出来ないっしょ?(笑)』
「うるせぇなぁ(笑)」
『じゃ!授業お互い真面目に、頑張りましょう(笑)』
「はいよっありがとうな!」
「そっかぁ、恋してんのか。なんかおもろいな」
「よぉし!!ちょっと頑張るか」
学校に楽しく行く理由が増えました。