7/18/2024, 12:23:57 PM
私だけを見ていてなんて言わないから、
あなただけを見つめていさせて。
気がつかないふりをしているままでいいから。
7/17/2024, 4:00:07 PM
遠い日の記憶が蘇って、
降りたばかりのホームで振り向いた。
人に流されて階段へ向かって歩きながら、
走り出した電車の車窓に、
まだあなたを探してしまう。
6/30/2024, 10:51:15 AM
笑ってるだけじゃいられない、
痛みを伴うこの繋がりを、赤い糸と呼ぶ。
でもたとえ痛くたって、ずっと一緒にいたい。
糸を伝って色んな想いが伝わって、
そうしてどんどん強い繋がりになっていくって
信じてる。
6/29/2024, 6:54:28 PM
夏の暑さから逃れるように飛び乗った電車の
車窓から見える大きな入道雲
手すりの側の席に腰掛けた私の
半袖から覗く腕を撫でるような冷房は冷えすぎる
背中にあたる陽の光は私を応援してくれてるみたい
あの雲の中に入れたら
言葉にできない思いを叫ぶ
降らせたいのは優しい雨
ゆっくり染み込んで
花を咲かせる優しい言葉
募った想いを抱えきれず
轟く雷と激しい雨
あの中に入って想いを叫んで
雲が届けてくれないかなんて
考えてしまう
むかつくくらいに晴れ渡った空
雨なんて降りそうもない
美しい夏の日
6/27/2024, 5:45:16 PM
「ここではないどこか」へ行きたい。
そう思ったら、
深夜に散歩に出てみる。
見慣れたはずの街並みが知らぬ土地に感じる。
急行の停まらない、知らない駅で降りてみる。
なぜか懐かしかったり、
知っている場所に似た雰囲気だったり、
何かと共通点が見出せるかもしれない。
「ここではないどこか」は、すぐそこにあって、
行こうと思えばいつでも行ける。
「ここ」に気持ちを置いていくことが、
「ここではないどこか」にいくための切符だ。
気持ちを持ったまま行っても、そこが次の「ここ」になるだけ。
また、「ここではないどこか」を探し求めることになるだけだ。