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6/29/2024, 6:54:28 PM

夏の暑さから逃れるように飛び乗った電車の
車窓から見える大きな入道雲
手すりの側の席に腰掛けた私の
半袖から覗く腕を撫でるような冷房は冷えすぎる
背中にあたる陽の光は私を応援してくれてるみたい
あの雲の中に入れたら
言葉にできない思いを叫ぶ
降らせたいのは優しい雨
ゆっくり染み込んで
花を咲かせる優しい言葉
募った想いを抱えきれず
轟く雷と激しい雨
あの中に入って想いを叫んで
雲が届けてくれないかなんて
考えてしまう
むかつくくらいに晴れ渡った空
雨なんて降りそうもない
美しい夏の日

6/27/2024, 5:45:16 PM

「ここではないどこか」へ行きたい。
そう思ったら、
深夜に散歩に出てみる。
見慣れたはずの街並みが知らぬ土地に感じる。
急行の停まらない、知らない駅で降りてみる。
なぜか懐かしかったり、
知っている場所に似た雰囲気だったり、
何かと共通点が見出せるかもしれない。
「ここではないどこか」は、すぐそこにあって、
行こうと思えばいつでも行ける。
「ここ」に気持ちを置いていくことが、
「ここではないどこか」にいくための切符だ。
気持ちを持ったまま行っても、そこが次の「ここ」になるだけ。
また、「ここではないどこか」を探し求めることになるだけだ。

6/23/2024, 2:18:47 PM

子供の頃はいくつもの世界を持っていた

だけど成長するにつれ
現実の世界がどんどん大きくなっていって
心の中のいくつもの世界は終わりを迎えていった

大きくなっていった「現実」という名の世界では
私は自由じゃなかった
見かけよりも小さく
不透明な世界だった

6/21/2024, 3:23:07 PM

好きな色に染まる
その時々でなりたい自分を想像して
何色かなって考える
何色に染まってても
いくら汚い色だと言われようとも
自分で綺麗だって思えていれば大丈夫
十分幸せ
誰かに「綺麗」って言ってもらえたら、
もっと幸せ

6/17/2024, 2:19:14 PM

いくら追いかけたって追いつかない
ユートピアのことを未来と呼ぶのだと
手の届かない月を見て思う。

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