恋の終わり　いつも緩やか　しずしずと
恋の始まり　いつも突然

僕は待つ　そう見つめられ　歯を噛んだ
追いかけてきて　欲しいと言えず

天高く　我肥ゆる日々　腹叩く
呆れた顔で　見守る青空

喫茶店　カップをつまむ君の指　動く口
細める瞳を　それら全てを

降り積もる　雪のようだと　息を吐く
天から注ぐ　その月明かり