好きな本はハリーポッターだ。
陰陽師も十二国記も森博嗣も星新一も宮部みゆきも好きだが、ハリーポッターは人生を変えた。
英語に興味を持った。
英語で原書を読むことが目標になって、努力して、達成した。近くの本屋に取り扱いがなくて、新作の原書を買うのにアマゾンを利用したのも初めてだった。
高校では英語の本を読める生徒の一人として、先生方に認識されていた。英語の先生方からも、よく本を貸してもらっていた。英語だけ成績は抜群によかった。お陰で英文科の大学ではずっと最上位のクラスに入ることができた。
ハリーポッターが完結したのは、すっかり大人になった頃だったけれど、英語で読めた。衰えていなくてよかったと思ったものだ。
好きな本じゃなきゃ、人生なんて変わらない。
好きな本じゃなきゃ、こんなに頑張れない、という話。
最近、「もういつでも雨降らせようと思ったらできまっせ」というどんよりした天気が続いている。傘はいるのか。でも天気予報は軒並み晴れのち曇りで降水確率も低い。もうすぐにでも降るかもしれない雲行きだが、荷物になる折り畳み傘を持って歩くには癪な予報だ。結果降らないことだってあるのだから。
だからこそ、そう言う時に体調のすぐれない場合には、傘を入れておくことにしている。万が一降った場合、傘がなくて「やっぱり持っておけばよかった」とさらに落ち込むのを防ぐためだ。降らなかったとしても、「用心深い私」を装っておける。
体調のよい場合には、傘は持たない。なにせ元気なので、「やっぱり降ったねハハン」とも思えるし、「降らなかったねラッキー」とも思える。体調と気分は直結している。体調が良くないとオトナの対応はできない。
あいまいな空模様の、その結果を決めるのは結局自分という話。
紫陽花は土のpHで色が変わるのだとか。
酸性かアルカリ性かで色が変わる。あえて花の色を変えるために土に手を加えることもある。
置かれたところで咲く花であればこそ、
置くところを整えてあげれば求める形になるとも言える。
酸性でもアルカリ性でも花は咲く。
でも欲しい色の花を咲かせるなら環境を整えなければならない、と言う話。
子供の頃、好き嫌いは多い方だった。肉ダメ魚ダメ野菜ダメ、ごはんもあまり好きじゃないし、カレーもシチューも大嫌い、ファーストフードは芋しか食べられない。ファミレスも芋を食べていた。ただ、牛乳が好きで、およそ1日1リットル飲んでいた。この好き嫌いは小2まで続いてた。
よく生きていたもんだと思う。
でも後々何かの本で「牛乳は色素を含まないだけであとは血液と成分が一緒」と読んだ。それで納得。私は毎日1リットル輸血してたみたいなものだった。
ちなみに食欲は小3に爆発期を迎え、トマトが食べられないだけの大食らいに成長した。
全部は克服できないものだね、と言う話。