1/25/2024, 1:13:01 PM
#64
君に抱かれたときの安心と、
君を抱いたときの不安。
お題:安心と不安
1/24/2024, 12:35:43 PM
#63「逆光」
逆光を受けて影になっている、あれは何だろう。
腕を上げて、大きく手を向けている、人影。
ああ、思い出せない。
君の顔がどんなだったか、君の手のひらの温度が。
君に差す逆光の所為で、君が見えない。
お題:逆光
1/23/2024, 1:36:45 PM
#62「夢に囚われている」
今日、こんな夢を見たんだ。
俺はどこかの独房に居て、寂しい朝を一人迎えている。身動きが取れないまま、鉄格子の外から降る日の柔らかさに目を細め、牢屋の外の見窄らしい廊下から、鈍い金属音が響いている。鉄筋コンクリートの壁に、浅い人影が蠢くのが見える。
俺の息はだんだん荒くなって、視界が揺らぐ。手錠から、足枷から、手足をどうにか抜こうと試みるが、手錠は擦れて音を立てるだけ。足枷は足を離さず掬うだけ。逃げられない。
格子の向こうの人影が牢屋の前まで伸びたとき、俺は咄嗟にそれに目を配った。それは──。
俺の夢はここで醒めた。独房の、ベッドの上で。
お題:こんな夢を見た
1/22/2024, 2:40:52 PM
#61「タイムマシン」
もしもタイムマシンがあったら、過去に行きたい。
もっと素敵な感性を育んでおけばよかった。
お題:タイムマシーン
1/21/2024, 11:42:48 AM
#60「電話」
金曜日、仕事から帰ってベッドにダイブ。
コートのままで、スマホを片手に君に電話を繋ぐ。
長い長い着信音の後に聴こえる、
優しい優しい君の声。
そのまま君と何でもない会話をする。
そんな今夜は特別な夜。
お題:特別な夜