セミナーに参加した
もともとセミナーと言うものにはあまり興味がなく、反対に不信感の方が大きい
観光を兼ねたそのセミナーに
旅費を払うから一緒に行ってと頼まれた
旅行と聞いてすぐにOKしたものの
よくよく聞くとベストセラーも出している人気の女性、セミナーの倍率も高く中々参加出来ないらしい
私が全く興味がない事を知っているので、せめてファンのふりをしてくれと言われYouTubeを見て勉強
自分の経験と考え方だけで人を魅了して
セミナーを開き、集客
参加者は目をキラキラさせて前のめりで聞く、一言も聞き逃さず受け入れようとする参加者が見ていて怖かった
確かに話は面白かった、元々疑って聞いている私でさえ少し引き込まれた
否定はしないし、人生のプラスになればそれで良いとは思う
話が終わり参加者の数人と話をした
誰1人も話が合う人がいなかった
同じことばをきいているようで、理解はさまざま
挙げ句の果てに今は亡き事故死した知名人がまだ生きていると言い張る
なんだこの集団
やっぱりセミナーはよくわからない
うちの父はとても気が小さく
常に胃痛に悩まされていた
小言も多く、雷が鳴る日は仕事を繰り上げて帰ってくるそして布団の中で怯えている
そんな父が嫌いだった
姉も兄も父が嫌いだった
一度兄がこんな事を言った
「嫌なら自分が父みたいにないようにしたら良いんじゃない」
父に文句を言う私に対して兄は諦めたように言った
その時父は余命半年、体も自由にならす痛みもあった為前にも増してわがままになっていた
母はと言うと、無口で大人しく、常に仕事をしている、家も外も綺麗に保って、働き者な母だった
自然と私たちは母側につくようになる
当たり前のことだ
今、兄弟もみな結婚して、子供を持って亡き両親の事を考える
姉は今になってこんな事を言う
「父親が嫌いだったのは、母のせいでもあるよ」
母が父を立てないから、子供たちも父を尊敬出来なかったんだと、
確かに思い当たる気がした、
母は仕事を持っていたし、父に頼らなくても平気な人だったクールで、仲良くしている所など見たことがない、ただただ生活をしていた
今の私はと言うと、子供達にはお父さんがいなければ生活出来ないんだからお父さんは偉いんだよ! と、
思ってもいない事を子供達に伝えている
令和の米騒動
少し前 友人が弾んだ声で
「お米あるよ」と言ってきた
うちは実家から定期的に送られてくるので、米売り場を確認することもなく騒動も人ごとだった、なのでお米あるよと言われても??
友人にはなんだか申し訳ない思いをさせてしまった
しばらくして、今度は姉から「お米売る分ない?」何を言っているのか理解できない、よくよく聞くと、ここ3日くらいお米が手に入らず、毎日スーパー回っているらしい、私の家のお米が沢山あるなら購入したいと!
そうなんだ、本当に手に入らないんだ
都内は特に手に入りにくいのか
この辺なら大丈夫かも
翌日近くのスーパーに行くと本当に何もない
次のスーパーに行くと、たまたま入荷したらしく最後の一つ新米をゲット出来た
その日のうちに姉に届けてあげた
能天気な私は実家のありがたみをまた再認識した
しかし、国は備蓄米をなぜ出さない?
もう新米が出始めているのだから入替すればいいのにと簡単に思ってしまうが、
なんで?誰か説明して
近くのマクドナルドへの道路が渋滞している
この時期毎年見かける光景
月見バーガーだ
みんな好きだなーと思いながら横を通り過ぎる
月見なんとかって、みんなたまごじゃん
昔マクドナルドでアルバイトしていた友人が
マックの卵は美味しくない
なんて事を言っていた
絶対そんな事ないと思うけど、
何となく頭にずっと残ってしまった
私は月見は食べない
その人は息子2人と、1匹の猫と暮らしている
3年前にご主人を亡くし、
仕事もそのころ辞めたまま
なかなか立ち直れず今でも遺骨はそばに置いている
それをとやかく言う人も居るが
結局自分のやりたいようにしている
人は追い詰められるといいように解釈して振り切る
誰かの言葉に操られ都合よく解釈する
セミナーにハマる
YouTubeを見まくる
まあこんなもんだ
好きにすればいい