〚君が見た景色〛

違う視点からみてみると、段々と僕の
みている視点からどんどん違う視点へ
と変わっていく。

それに気付くとまた世界が変わる。

そう気付いたから。

あしたもすてきな日になりますように。

〚言葉にならないもの〛

言葉に出来ない切ない気持ち。
彼に伝える言葉にもならずにただ
僕一人で抱え込んでるようだ。

好きだと言えずに終わる学生時代。
そんな悲しい気持ちで終わりたくない
はずなのに。
勇気なんか出ない。
一度考えてみれば、相手が異性だったら
もっと緊張していたのかも知れない。
それでも同性だから、相手にそんな目で
見られてるとか想われたくない。

願望だらけな僕に運命の人は現れますか。

あしたもすてきな日になりますように。

〚真夏の記憶〛

暑さで覚えてないかも知れない昼間。
何をしたのかも僕の記憶にはないみたいに。

彼は'あつい。'と言うだけ。
寒いという感情なんて吹き飛ばして
クーラーをがんがんにしてさ。
まるで僕達を吹き飛ばしそうな扇風機
付けて、身体が冷えるまで待つ。
そんな日常で、いつの日か冷房が効く
部屋になるばかり。

あしたもすてきな日になりますように。

〚こぼれたアイスクリーム〛

こぼれないように、上手にたべて。
こぼれた所はごまかして。

彼にばれないように。

あしたもすてきな日になりますように。

〚やさしさなんて〛

ほとんどの人はきっと優しい人が好きだと
言うだろう。

優しい人なんてすぐ見つかると想っていた
世界には、多くもないし凄く少なくもない
優しい人達がいた。
全く会えないわけでもないし、とても出会う
事があるというわけでもない。

優しさを切り捨てて。
生きてみると、僕の周りには誰もいないと
想う。
だからこそ想いやりが必要なのかもしれない。

あしたもすてきな日になりますように。