〚まだ知らない君〛
知ろうとしてる。
でも僕は、なぜかとまってる。
覚えきれないのかな。
君の知らない顔も僕には見せてくれないね。
優しい声だけ、僕にかけてくれるの。
裏の顔も僕は知らない。
君は僕になにをしたいの。
教えてほしいよ。
僕にはわからない。
今以上に仲良くなれるかな。
心友くん。
明日もすてきな日になりますように。
〚日陰〛
いつもなぜか日陰に隠れてしまうの。
太陽にあたりたいと想えば想うほど。
太陽から僕は遠ざかっていく。
太陽にあたりつづけても。
次の時には、ちがう子にスポットライトがあたっ
ているの。
僕には見向きもしない。
もしも彼の眼に僕がうつるなら。
彼は優しくしてくれるのかな。
忘れないでいてくれるかな。
太陽になれるなら。
みんなを暖めたいの。
時には日陰でもいい、時には皆でたのしみたい。
明日もすてきな日になりますように。
〚帽子かぶって〛
日がでてる。
さむいけど、あつくも感じる。
それは僕だけですか。
カーディガンで家をでたら、叱られるし。
厚着をきても、叱られる。
じゃあ、なにがいいのか分からないよ。
元々、帽子をかぶるのは苦手だった。
帽子をかぶらなきゃいけないとこだけで、帽子を
着用していた。
帽子は日差しから自分を守るためにあるもの。
だからとても苦手ってわけじゃない。
明日もすてきな日になりますように。
〚小さな勇気〛
声をかける勇気なんかない。
そう決めつけてしまうのは、どうしてですか。
決めつけてしまうこと。
自分にできるはずがないと言いきれるのは自分しか
いないのに、やる気をなくしてしまったらもうそれ
には挑戦などできない。
僕はそう想う。
言いたいこと、聴きたいこと、話しをする力。
本当はきみの話しだって聴きたいし、僕だって
話したい。
話すことに遠慮は必要ない。
だから大丈夫。
大丈夫なんだから。
明日もすてきな日になりますように。
〚わぁ!〛
きみがよく、学校で言ってくれるの。
僕が一人の時に、きみは。
"わあ!!"
と後ろから驚かしてくるの。
"暇なの?"
って声をかえてくれるの。
共感してくれるんだ。
大切で世界に一人だけの心友くん。
朝から夜まで、全てが自分の物語。
物語を描くのはあなただけ。
明日もすてきな日になりますように。