〚羅針盤〛
だれでもリーダーになれる。
でもそれは普通のリーダーではない。
新学期が始まり、担任の先生がかわる。
新しい先生がぼくらに言ったの。
"それぞれがリーダーになりましょう"
それは、皆をまとめるリーダー.仲間を応援する
リーダー.縁の下の力持ちリーダー.などと。
他にもたくさんのリーダーが存在する。
それぞれが一人一人活躍する。
そんなことなんて出来ないと想っていた。
だからその先生の話しを聴いてから。
思考が変わったんだ。
"みんなちがうから、個性がかがやく"
僕はリーダーに向いてない。
それは皆をまとめれないから。
でも実は皆がリーダーなの。
明日もすてきな日になりますように。
〚明日に向かって歩く、でも〛
はやく明日になりたいと考えたことはない。
そう願っても、明日になってしまう。
今日がどれだけたのしくても。
結局なってしまう。
wish
流れ星はいつ僕のところに来てくれますか。
〚ただひとりの君へ〛
だれだって、ひとりになってしまうことはある。
それはかなしいと感じると想う。
放課後帰るとき。
隣にもうしろにも、友達はいない。
いっしょに帰りたいと想う友達はいても。
道がちがうから帰れない。
ひとりになりたい。
それはこころが僕にたすけを求めてるの。
だから人がにがてなわけじゃない。
それだけ。
〚手のひらの宇宙〛
もしも人の手のひらに宇宙があるのなら。
そこには自分だけの星があるのでしょう。
もしも僕のうまれた星が手のひらにあるのなら。
僕はそこに行けるのか聴きたいの。
うまれた星がない人がいるのなら。
それはただ覚えていないだけ。
ただ、記憶力がないとは限らない。
それは宇宙と繋がっている人だけがわかること。
〚風のいたずら〛
放課後ひとりで帰るとき。
いっしょに帰る友達はいない。
最近、帰るときにいたずらばかりするやつがいる。
さむい冷気とともに、ふーふーと風の音がする。
風が僕にいたずらをしてくる。
でもいたずらのことを、先生にいうつもりはない。
髪がなびくし、とにかくさむいし、音が少し
大きいし、不満だらけ。
でもひとりで帰る身としては、いてくれているのが
うれしく感じるの。
風邪には気おつけて。