〚未来への鍵〛
もしも虹の橋を歩けるのなら。
僕はいくつもの、雲をみれるだろう。
大きくひかる太陽をみれるのだろう。
もしも毎日、彼の姿が視れるのなら。
僕の姿は彼の眼にうつるのだろうか。
ちゃんと言葉の発音をきれいにできるだろうか。
もしも僕の姿がみんなの眼にうつるのなら。
喋りかけてもらえるのかな、喋りかけれるかな。
言葉の発音をきれいに自己紹介ができるかな。
僕の存在を知ってもらえるのかな。
いつか僕の存在は誰の眼にもうつらなくなる。
それでも、しっかりと。
僕の存在を覚えてほしいだけ。
〚星のかけら〛
また一つふえる想い出の数々。
最近かいた文章の名前が [ 星のかけら ]
僕が歩んだものをかいた文章だ。
宇宙からふってくる。
しあわせも失敗も全てが全て。
最初は同じだった。
知らない。
そんな言葉で、終われない。
それは僕だけですか。
味方も彼しかいなく歩んできたけれど。
感情も言葉も皆が皆。
魔法のようにうつくしい。
〚Ring Ring ...〛
どこからか電話の音がする。
雨にうたれながら歩く女の人。
電話をしている男の人。
まるで僕がしないような。
必須こいて歩いてる姿が眼にうつる。
窓を眺めてみれば。
僕の眼に彼の姿がうつる。
外はざーざーと音がなり、電話の音がかすかに
聴こえる。
でも僕の眼には彼の姿しかうつらない。
〚追い風〛
きみは僕を追いかけるだろう。
風にのりながら。
"朝いっしょに行きませんか?"
というだろう。
それはむかしの話。
今はちがうの。
"朝いっしょに行こう"
とかも、今じゃきみは云わない。
まあそれもむかしの話。
べつに嘘なんかついてないよ。
あんたの前でもね。
〚君と一緒に〛
きみと宇宙をながめたい。
お花のなかに住みたいし。
こんなわがままになっても、へいきかな。
両親はいうよ。
_もっと現実的になれ、おとこだろ_
男だからだめ。
もっと現実的に考えろ。
とか言われてばっか。
彼は知ってるの。
僕が可笑しいから笑われること。
だからさ。
_大丈夫、大丈夫_
って慰めてくれるの。
同性だからわかること。
同い年だからわかること。
親だけが僕をわかる人じゃない。
彼がいるから。
僕は大丈夫。